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iOS 9以降では、Appスイッチャーの使い方がガラリと変わりました。

Appスイッチャーとは、iPhone、iPadなどiOSデバイス上で、使用中のアプリを切り替えたり(マルチタスキング)、不要なアプリを停止する機能です。

iPhone 6s以降で「3D Touch」に対応しているデバイスでは、画面を押す操作で呼び出すことも可能になりました。

ここではiOS 9以降の3D Touch対応デバイスにおける「Appスイッチャー」の使い方について紹介します。

iOS 8x系の使い方については次の記事を参考にしてください。

→  【iOS 8x】Appスイッチャー(マルチタスキング)の使い方


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Appスイッチャーで使用中のアプリを切り替える

まずは基本的な使い方を見ていきましょう。

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iPhoneなどのiOSデバイスのホームボタンを2回連続で押すと、Appスイッチャーが表示されます。アプリの使用中でも構いません。

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ここでは起動中のアプリがレイヤーで表示され、左右にスワイプしてアプリを切り替えることができます。

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使いたいアプリを真ん中に表示してタップすると、選択したアプリに切り替えられます。このように、ホームボタン2度押しを利用することで、テンポよくアプリを切り替えて使うことができます。

iPhoneでは複数のアプリをマルチタスキングで常駐させておくことができますので、たとえばメールを書いている途中でSafariに切り替えたとしても、書きかけのメールは消えることがありません。

複数のアプリをうまく切り替えながら作業しましょう。

アプリの動作を停止したり、フリーズしたアプリをストップする

Appスイッチャーでは、マルチタスキングで常駐しているアプリのうち、使わないアプリの動作を停止できます。また、フリーズしたり、動作のおかしなアプリを停止することもできます。この操作により、バッテリーの持ちなどを改善できる場合があります。

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ホームボタン2度押しでAppスイッチャーを起動したら、不要なアプリのレイヤーを上方向にスワイプします。これで、そのアプリの動作を停止できます。

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2本指、3本指でまとめてスワイプしてアプリの動作を停止することもできます。

ただし、「バックグラウンド更新」をオンにしているアプリの動作は停止できません。背後で動いているアプリの動作を根本的に停止するには、下記の記事を参考にしてください。

3DTouch対応デバイスでAppスイッチャーを表示する

iPhone 6s&6s Plus以降の3D Touch対応デバイスでは、画面を軽く押す=Peak操作により、Appスイッチャーを表示できます。

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画面の左端を軽く押す=Peak操作すると、レイヤーが表示されます。この状態で画面を強く押す=Press操作すると、Appスイッチャーに切り替わります。

細かなことですが、次のような使い分けも可能です。
  • 左端を軽く押す→もう一度強く押す→Appスイッチャーが起動
  • 左端を軽く押す→軽く右方向に弾く→Appスイッチャーが起動
  • 左端を軽く押す→右方向にスワイプ→直前に使っていたアプリに切り替え

画面をあまり強く押さなくても大丈夫です。慣れるとすぐにアプリを切り替えられます。

Appスイッチャーが表示されたあとの操作は、上記と同様です。

以上、iOS 9および3D Touchに対応したデバイスにおける、Appスイッチャー&マルチタスキングの使い方を紹介しました。


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