Touch IDとはパスコードの代わりに、ユーザーの指紋によってロックを解除する機能です。iPhone 5s、6&6 Plus、6s&6s Plus、iPad Pro&Air 2&mini 4のホームボタンは指紋をスキャンできるようになっています。これにより、いちいちパスコードを入力せずとも、ホームボタンに指を触れるだけでロックを解除できるようになります。
そのほかTouch IDは、Apple IDのパスワードの代わりに使うこともできます。アプリや音楽を購入する際、いちいちパスワードを入力せずとも、ホームボタンに指を触れるだけで決済手続きができるというわけです。
Touch IDでできること
- パスコードの代わりに使える
- Apple IDのパスワードの代わりに使える
かなり便利な機能ですので、Touch ID搭載デバイスのユーザーはぜひ設定しておきましょう。なお、Touch IDを利用するには、あらかじめパスコードを設定しておく必要があります。
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基本的な使い方〜指紋の登録とロック画面の解除〜
1.Touch IDの設定を開く
「設定」アプリで、「Touch IDとパスコード」を開き、「指紋を追加」をタップします。
2.ホームボタンに指を当てる
↑の画面が表示されたら、ホームボタンに指の腹を当てて指紋を読み取らせます。指を当て、振動したら指を離します。これを繰り返します。
3.グリップを読み取らせる
↑の画面が表示されたら、指の側面を読み取らせます。先ほどと同じように、当てて離す作業を繰り返します。
4.この画面が表示されれば完了
「完了」と表示されれば終了です。「続ける」をタップして設定画面に戻ると、自動的に「iPhoneのロックを解除」がオンになります。
5.Touch IDでロック画面を解除する
試しにiPhoneをスリープにしてロック画面を解除してみましょう。パスコード入力の画面で、ホームボタンに指を置き、指紋を読み取らせればホーム画面が開くはずです。
指紋を追加・編集する
Touch IDには指紋を最大5つまで登録でき、自分だけでなく家族など身近な人の指紋を登録しておくことも可能です。よく使う指を登録しておけば、iPhoneの持ち方に左右されずロックを解除できて便利です。また、登録した指紋は「左手親指」のように名前を変更したり、削除して再登録するといった編集も行えます。
1.指紋を追加する
「設定」アプリで「Touch IDとパスコード」を開き、「指紋を追加…」をタップします。すると、指紋のスキャン画面が表示されるので、新しい指を当てて登録しましょう。終わったら、下記の手順で指紋に名称を付けておくと、どの指を登録したのか区別しやすくなります。
2.指紋に名称を付ける
Touch IDの設定を開きます。既に登録済みの指紋には「指紋1」「指紋2」というような名称が付いています。タップすると編集画面が表示され、指紋の名称を自由に変更できます。「左手親指」「右手人差し指」のように、わかりやすい名称を付けておきましょう。
3.指紋を削除する
間違えて登録したり、Touch IDがうまく動作しない場合、指紋を削除できます。Touch IDの設定を開き、登録済みの指紋を左方向にスワイプすると「削除」というボタンが表示されるのでタップすれば削除できます。
Touch IDをApple IDのパスワードの代わりにする
Touch IDはパスコードロックの解除だけでなく、アプリや音楽を購入する際、Apple IDのパスワード代わりとしても使えます。
1.設定でストアのスイッチをオンに
Touch IDの設定を開き、「iTunes & App Store」のスイッチをオンにします。iTunes Storeで利用しているApple IDのパスワードを入力して「OK」をタップすれば設定は完了です。
2.買い物でTouch IDが利用できるようになる

以後、アプリや音楽を購入する際、Apple IDの代わりにTouch IDを利用することで、決済手続きが行えるようになります。
以後、アプリや音楽を購入する際、Apple IDの代わりにTouch IDを利用することで、決済手続きが行えるようになります。
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