iOSの標準機能「AirDrop」は、標準アプリだけでなく、サードパーティ製アプリのファイルを近くの人に送ることもできます。送信方法は、標準アプリとほとんど変わらない、いやまったく同じといってよいほどです。
定番クラウドアプリ「Dropbox」に保存してあるファイルを、近くの友人の任意のアプリへ転送する方法を紹介します。ここでは例としてPowerPointのプレゼンファイルを扱います。
まず、Dropboxアプリでファイルを開きます。次に、右上の「共有」ボタンをタップし、AirDropの欄に表示された送信相手を選択します。
相手が「受け入れる」をタップすると、SafariでDropboxのファイルにアクセスします。中央の「アプリで開く」をタップすると、そのまま相手のDropboxにファイルが保存されますが、別のアプリで開きたい場合は、上部のメニューで下向き矢印のボタンをタップします。
「直接ダウンロード」をタップするとSafari上でダウンロードが始まります。ダウンロードが終わると、上部に「次の方法で開く」と表示されるのでタップします。
iPhoneにインストール済みのアプリで、そのファイルを開けるものが共有オプションに一覧表示されます。ここではPowerPointのファイルなので、「PowerPointで開く」を選択しました。もちろん、別のアプリを選択することも可能です(例えばEvernoteを選択すれば、ファイルをクリップできます)。
PowerPointが起動して、AirDropで受け取ったファイルを開くことができました。
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ファイルをそのまま送信できる。
ファイルを開き、右下にある矢印のボタン→「Open In」で送信可能。
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AirDropに対応しているアプリは「Dropbox」「GoodReader」「Evernote」など多数。「Dropbox」から「Evernote」へ、「GoodReader」から「Dropbox」へといった具合に、まったく別のアプリにファイルを転送できます。
サードパーティ製アプリがAirDropに対応しているかどうかを知るには、「他のアプリで開く」や「Open In」といった表示のある「共有」ボタンがあるかどうかがポイントです。この記事の最後に、把握している範囲で対応アプリを紹介しますが、皆さんの使っているアプリの中にもAirDrop対応アプリがあるかもしれませんので、ぜひ「共有」ボタンを探してみてください。
なお、AirDropの設定などがわからない方は、この記事を参考に基本をおさえてからご覧ください。
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Dropboxから相手のPowerPointへファイルを送る
1.Dropboxでファイルを開いてAirDropする
まず、Dropboxアプリでファイルを開きます。次に、右上の「共有」ボタンをタップし、AirDropの欄に表示された送信相手を選択します。
2.相手にファイルが送信される
相手が「受け入れる」をタップすると、SafariでDropboxのファイルにアクセスします。中央の「アプリで開く」をタップすると、そのまま相手のDropboxにファイルが保存されますが、別のアプリで開きたい場合は、上部のメニューで下向き矢印のボタンをタップします。
3.ファイルを別のアプリに転送する
「直接ダウンロード」をタップするとSafari上でダウンロードが始まります。ダウンロードが終わると、上部に「次の方法で開く」と表示されるのでタップします。
4.ファイルを開きたいアプリを選択する
iPhoneにインストール済みのアプリで、そのファイルを開けるものが共有オプションに一覧表示されます。ここではPowerPointのファイルなので、「PowerPointで開く」を選択しました。もちろん、別のアプリを選択することも可能です(例えばEvernoteを選択すれば、ファイルをクリップできます)。
5.PowerPointでファイルを開けた
PowerPointが起動して、AirDropで受け取ったファイルを開くことができました。
このように、AirDropを利用すればiOSデバイス同士でさまざまな種類のファイルをやり取りできるだけでなく、そのファイルをいろいろなアプリに受け渡しができます。うまく活用すると、iPhoneの使い道がぐんと広がります。
AirDropに対応したサードパーティ製アプリ
こちらが把握している範囲で、AirDropによるファイルの受け渡しが可能なサードパーティ製アプリを紹介します。ほんの一部だとは思いますが、意外と知らなかった方も多いのでは?友人や家族とデータのやり取りをするさい、ぜひAirDropで送信してみて下さい。
メモ系アプリ
Evernote
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こちらからは共有ノートを送信。相手が共有の権限を持っていない場合は許可が必要。共有の設定はやや面倒。上記手順4のように、Dropboxなどからの単純なファイルの受け渡しで、Evernoteに保存するというのなら便利。
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こちらからは共有ノートを送信。相手が共有の権限を持っていない場合は許可が必要。共有の設定はやや面倒。上記手順4のように、Dropboxなどからの単純なファイルの受け渡しで、Evernoteに保存するというのなら便利。
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書いたメモをテキストとして送信できる。便利。
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スキャンした画像やPDFなどを送信できる。
クラウド系アプリ
ファイルをそのまま送信できる。
OneDrive
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ファイルをそのまま送信できる。
ファイル管理アプリ
ファイルをそのまま送信できる。
ファイルを開き、右下にある矢印のボタン→「Open In」で送信可能。
ファイルをそのまま送信できる。
Google関係
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作成した動画を送信できる。
作曲した音楽を送信できる。
写真・カメラアプリ
その他、バラエティ
現在表示している星座を画像で送信できる。
保存済みのWebページを送信。受け取った相手のSafariでそのページが開く。
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