Siri(シリ)とは、音声によってiPhoneを操作できるiOSの標準機能です。通称、「音声アシスタント」と呼ばれるように、ユーザーの声を聞き取り、さまざまな操作を代行してくれます。
たとえば、Siriを起動中にiPhoneに向かって話しかけると、カレンダーに予定を追加したり、リマインダーにタスクを追加したり、友人にメッセージを送ったり、新着メールをチェックしたりしてくれます。
Apple WatchでSiriを使いたい方はこちらの記事もご参考に。
→Apple WatchのSiriで使えるフレーズ集75選
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→Apple WatchのSiriで使えるフレーズ集75選
※Siriを使うにはiPhoneがインターネットに接続されている必要があります。
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Siriを設定する
使いやすいように、まずSiriを設定します。
1.Siriを有効にする
「設定」アプリで「一般」→「Siri」と進み、「Siri」をオンにします。これでSiriが使えるようになりました。
2.その他の項目を設定する
ここでは言語を「日本語」に設定するほかは、好みで指定してください。各項目の意味は次の通りです。
- 「“Hey Siri”を許可」……iPhoneが電源に接続されているとき、ホームボタンを押さなくても、「ヘイ、シリ」と話しかけるだけでSiriが起動します。
- 「言語」……初期設定では「日本語」ですが、「英語(アメリカ合衆国)」など他の言語に変更できます。
- 「声の性別」……男性と女性から選択できます。
- 「音声フィードバック」……「常にする」に設定すると、Siriが常に音声で答えます。「ハンズフリーのみ」に設定すると、iPhone付属のイヤホンを使っているときのみ、Siriが音声で応答します。イヤホンを外して話しかけると、音ではなく文字でSiriが返答します。
- 「自分の情報」……連絡先アプリから自分の情報を登録できます。Siriが名前で呼んでくれるほか、家族関係などを記録できるようになります。
3.Siriに位置情報を許可しておく
現在地を元にした情報(近くのお店や天気など)を質問する場合は、位置情報の使用を許可します。「設定」アプリで「プライバシー」→「位置情報サービス」→「Siriと音声入力」と進み、「このAppの使用中のみ許可」にチェックを付けます。
4.ロック画面からもSiriを使う場合
初期設定で、Siriはロック画面からは起動できないようになっています。いつでもSiriを使いたい場合は、「設定」アプリで「Touch IDとパスコード」を開き、「Siri」をオンにしておきましょう。
Siriの基本的な使い方
「習うより慣れろ」です。まずは「今日の天気は?」といった簡単な質問をしてみましょう。iPhoneに顔を近づけて話しかける必要はありません。手元のiPhoneに向かって、普通に話せばOKです。
1.Siriを起動する
ホームボタンを押し続けるとSiriが起動します。
2.「今日の天気は?」と話しかける
iPhoneに向かって「今日の天気は?」と話しかけます。すると、Siriが音声を読み取り、現在地の情報にもとづいた天気を1時間ごとに表示してくれます。
うまくしゃべれなかったら、画面下の波線をタップするとキャンセルできます。マイクをタップしてもう一度話しかけてみましょう。
3.地名で聞いてもOK
「地名」で天気を指定することもできます。たとえば「大阪の天気は?」「北海道の天気は?」「ニューヨークの天気は?」などと話しかければ、その場所の現在の天気を教えてくれます。
そのほかのフレーズ
「明日の天気は?」
「水曜日の天気は?」
「水曜日の東京の天気は?」
「来週の天気は?(10日間の天気予報を表示)」
「水曜日の天気は?」
「水曜日の東京の天気は?」
「来週の天気は?(10日間の天気予報を表示)」
習うより慣れろ!真似して使えるSiriフレーズ集
以下に実用性の高いフレーズを掲載しますので、真似して話しかけてみてください。
リマインダーにタスクを追加する
「○○とリマインド」と話しかけると、「○○」をリマインダーに追加できます。
そのほかのフレーズ
「歯ブラシを買うとリマインド」
「インク補充とリマインド」
「DVD返却とリマインド」
「インク補充とリマインド」
「DVD返却とリマインド」
カレンダーに予定を追加する
「○○と設定」と話しかけると、「○○」をカレンダーの予定に追加できます。
そのほかのフレーズ
「明日10時に会議と設定」
「来週水曜10時に会議と設定」
「今日の予定は?」
「今週の予定は?」
「来週水曜10時に会議と設定」
「今日の予定は?」
「今週の予定は?」
タイマーをセットする
「タイマーを○○にセットして」と話しかけると、「○○」の時間でタイマーをセットできます。通常、「時計」アプリでは分単位でしかセットできませんが、Siriを利用すれば秒単位でタイマーをセットできます。
そのほかのフレーズ
「タイマーをキャンセル」(カウントダウン中のタイマーを停止する)
音楽を再生する
「○○をかけて」と「○○」にアーティスト名を入れて話しかけると、「ミュージック」アプリに保存してあるアーティストの全曲をシャッフルして再生します。
そのほかのフレーズ
「ビートルズの○○(曲名)をかけて」
「○○のプレイリストを再生」
「ジャンルがロックの曲を再生」
「○○のプレイリストを再生」
「ジャンルがロックの曲を再生」
近くの店を探す
「○○のお店を探して」と話しかけると、近くの「○○」に関するお店を検索して表示します。「○○」には「中華料理」や「フレンチ」などでもOKです。
そのほかのフレーズ
「渋谷のケーキ屋さんは?」
「近くのカフェを探して」
「居酒屋を探して」
「近くのカフェを探して」
「居酒屋を探して」
アプリを開く
「○○を開いて」と話しかけると、「○○」(アプリ名)に該当するアプリを開きます。
そのほかのフレーズ
「メールを開いて」
「アップストアを開いて」
「LINEを開いて」
「アップストアを開いて」
「LINEを開いて」
メッセージを送る
「○○に●●とメッセージ」と話しかけると、連絡先内の「○○」さんに、「●●」というメッセージを送ることができます。同じ要領でメールを送ることもできます。
そのほかのフレーズ
「坂下君にメッセージ」(Siriのガイドに従ってメッセージを作成できる)
「新規メッセージを作成」(Siriのガイドに従ってメッセージを作成できる)
「新規メッセージを作成」(Siriのガイドに従ってメッセージを作成できる)
ほかにも、便利なフレーズはたくさんありますので、気になる方はこちらをご覧ください。
→Apple WatchのSiriで使えるフレーズ集75選(iPhoneでも使えます)
iOSの進化にともない、Siriは年々賢くなっています。実用面でなく、無駄話にもつきあってくれ、意外な答えが返ってくることがありますので、皆さんもいろいろ試してみてください。
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