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「ヘルスケア」は、iPhone 5s、6/6s、6/6s Plusに内蔵されたモーションコプロセッサがユーザーの活動データを収集し、その日の「歩数」「上った階段の数」(iPhone 6以降)「ウォーキングとランニングの距離」を表示してくれるアプリです。iOS 8以降で利用できます。

初期設定のままでは何も表示されず、いまいち使い方のわかりにくいアプリですが、一度設定してしまえば、その日からiPhoneが歩数計に早変わりします。データは自動的にiPhoneに蓄積されるので、ユーザーは特に何もする必要はありません。「ヘルスケア」アプリをチェックして、「今日は全然歩いてない。ひと駅分歩こう」といった健康維持の目安にできて便利です。


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ヘルスケアに活動データを表示する

iPhone 5s以降のデバイスで以下のように設定すると、「ヘルスケア」アプリに歩数や歩いた距離、のぼった階数(6以降のみ)を表示できるようになります。

1.設定「モーションとフィットネス」を開く

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まず、きちんと活動データが読み込まれるよう設定します。「設定」→「プライバシー」→「モーションとフィットネス」を開きます。

2.「ヘルスケア」を有効にする

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「フィットネス・トラッキング」と「ヘルスケア」をオンにします。設定を閉じ、ホーム画面にある「ヘルスケア」をタップして開きましょう。

3.表示させたい活動データを選択

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はじめは何も表示されませんので、メニューから「ヘルスケアデータ」をタップして「フィットネス」を開き、「ウォーキング+ランニングの距離」をタップします。

4.ダッシュボードに表示をオンにする

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「ダッシュボードに表示」をオンにします。これでメニューから「ダッシュボード」をタップすると、iPhoneが自動的に計測していたデータがグラフで表示されます。

5.上った階数や歩数も表示させる

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同じように、「ヘルスケアデータ」の設定で「上った階数」と「歩数」をオンにすれば、ダッシュボードに表示させることができます。

ヘルスケアに他社製アプリのデータを表示するには?

さらにこの「ヘルスケア」は、「Nike+ランニング」「RunKeeper」「PopWeight」といった他社製アプリと連係し、各種運動データ、身長・体重・BMIといった健康データを読みこむことで、機能を拡張することも可能です。

また、Apple Watchで計測した歩数、距離、心拍数を表示させることもできます。

それらの方法については、次の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

関連:「ヘルスケア」と他社製アプリを連係させる

関連:Apple Watchの活動量を「ヘルスケア」で管理する



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