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Apple Watchにパスコードを設定すると、次のタイミングでロックがかかるようになります。
  1. Apple Watchを装着していないとき
  2. Apple Watchのバンドをかなりゆるめたとき
  3. ユーザー手動でロックしたとき
つまり、通常Apple Watchを装着している間は、たとえパスコードをオンにしていても自動ロックはされません。iPhoneに使い慣れていると「スリープにしたらロックされるのでは?」と考えがちですが、装着している間は盗難や紛失の危険性も少ないため、いちいち自動ロックされては使い勝手が悪くなる——ということです。

自動ロックがかかるのは、上記のタイミングのように、Apple Watchを手首から外したり、バンドを大きくゆるめたときです。その場合は自動でロックがかかり、たとえもう一度Apple Watchを装着したとしても、パスコードの入力が必須になります。

たとえば、Apple Watchを充電のために外した場合、その時点で自動ロックされ、たとえもう一度装着しても、Apple Watchの小さな画面にパスコードを入力しなければならなくなる——というわけです。

そんなときに、便利なのが「iPhoneでロックを解除」という機能です。いったんロックのかかったApple Watchを、iPhoneのロックを解除することで、2台まとめて解除できます。iPhoneにはTouch IDがありますから、そのほうが早いというわけですね。

なお、基本的なパスコードの設定方法についてはこちらの記事を参考にせください。

Apple Watchのパスコードの設定・使い方総まとめ

以下の設定は、Apple Watchを装着した状態で行ってください。
(2015年4月29日訂正)

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「iPhoneでロックを解除」をオンにする

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iPhoneの「Apple Watch」アプリで「マイウォッチ」→「パスコード」と進み、「iPhoneでロックを解除」をオンにします。Apple Watch側でパスコードを入力します。

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スイッチがオンになります。同時に、Apple Watch側の「設定」→「パスコード」→「iPhoneでロックを解除」のスイッチもオンになります。これで設定完了です。

iPhoneからロックを解除する

上記の設定をしても、Apple Watchを装着している間は、手動でロックしないかぎりロックされません。手首から外したときに自動ロックされます。

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ロックされると、上部に鍵のアイコンが表示されます。通常これを開くには、Apple Watchを装着するしないにかかわらず、パスコードの入力が必要になります。

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しかし、「iPhoneでロック解除」を設定していれば、Apple Watchを装着した状態で、iPhoneのロックを解除すれば、同時にApple Watchのロックも解除されます。

Apple Watchを手首から外したままiPhoneのロックを解除しても、何も起こりませんのでご注意ください。

いまいち、便利なのかそうでないのか、よくわからないシステムですが、ロックがかかった場合に解除する方法が2つある、それも一方は「Touch IDで自動」ということであれば、設定しておいても損ではないと思います。
 

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