Apple Watchをスリープから解除すると、真っ先に現れるのが時計その他の機能を持つ「文字盤」です。この文字盤を下から上にスワイプすると、カレンダーや天気、株価など頻繁に知りたい情報を一目で確認できる「グランス」が表示されます。
iPhoneユーザーなら「通知センターのウィジェット」と「コントロールセンター」が一緒になったような機能、といえば分かりやすいかもしれません。
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グランスの基本的な使い方
ここではデフォルトの設定でどのような機能が「グランス」で利用できるのか紹介します。
1.グランスを表示する
文字盤を下から上にスワイプすると、グランスの画面に切り替わります。
2.左右にスワイプして機能を切り替える
画面下の「○○●○○」表示からもわかるように、デフォルトでは9つの機能がセットされており、左右にスワイプして切り替えられます。
3.アプリがすぐに使える
グランスをタップすれば、その場で対応アプリを使えます。たとえばカレンダーの予定をタップすると、Apple Watchのカレンダーアプリが開き、詳細を確認できます。
前の画面に戻ったり、アプリを終了するにはデジタルクラウンを押せば、文字盤に戻ります。また、画面を上から下にスワイプしても、グランスを閉じることができます。
以下、デフォルトで設定されている9つのグランスを左端から紹介します。
設定
上部のボタンのうち、「消音モード」をオンにすると、Apple Watchへ来た着信音や通知を消音にします。「機内モード」のボタンからは、iPhoneの機内モードをオンオフできます。「おやすみモード」のボタンからはApple Watch本体を単体でおやすみモードにできるほか、iPhoneとApple Watch両方を同時におやすみモードにすることができます。
★参考1:iPhoneの機内モードの基本的な使い方
★参考2:iPhoneのおやすみモードの基本的な使い方
ただし、iPhoneの機内モードとおやすみモードをApple Watch側でオンオフするには上記の設定が必要です。iPhoneの「Apple Watch」アプリで「マイウォッチ」を開き、「機内モード」と「おやすみモード」で「iPhoneを反映」をオンにします。これで、グランスからiPhoneの機内モードとおやすみモードをオンオフできるようになります。
一番下の「iPhoneを呼び出す」をタップすると、ペアリング中のiPhoneで呼び出し音が鳴ります。置き場所の不明なiPhoneを探すための機能です。
再生中
iPhoneで再生中の曲をApple Watchからコントロールできます。
→「ミュージック」アプリの使い方
心拍数(ハートビート)
表示すると同時に、心拍数の計測が始まります。手首を動かさずに待つと、結果が表示されます。グランスからすぐにその日の心拍数を計れるのはとても便利です。
省電力モード
バッテリー残量を確認できるほか、「省電力モード」をタップして有効にすると、Apple Watchの表示がシンプルな時計機能だけになり、バッテリーを節約します。
元に戻すにはAppleマークが表示されるまで、サイドボタンを長押しします。
アクティビティ
「スタンド」「ムーブ」「エクササイズ」という3つの指標で、Apple Watchを装着しているユーザーの動きを計測します。
→アクティビティの使い方
カレンダー
iPhoneのカレンダーアプリの予定が同期して表示されます。タップして詳細を確認できます。
天気
現在地のいまの天気が表示されます。タップすると、12時間ごとの天気・10日間の天気も確認できます。
株価
iPhoneの「株価」アプリで表示している株価を表示します。タップすると、各企業の株価がリスト表示されます。
マップ
現在地を地図で表示します。タップすると、マップアプリを操作できます。デジタルクラウンで拡大縮小、ドラッグで移動など。
→マップで目的地までの経路をナビしてもらう
世界時計
iPhoneの世界時計に設定している時刻を確認できます。タップすると、登録済みの他の国の時間も確認できます。
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