Watchアプリの中でも、かなり早めの対応を実現したのが「Nike+Running」です。
使っている方はもうご存じでしょうが、ランニングの記録とSNSの友人との交流に特化したフィットネス系アプリです。
管理人も一時期、iPhoneアプリで記録していました。走行距離はトータル715キロです。
というわけで、試してみたくて仕方がなかったのですが、あいにくシューズの替えが必要で現在ランニングを休止しているため、今回は「早歩き以上」のペースで使ってみることにしました。
多くの人の参考になるように、詳細なレポートをお届けします。
※「Nike+Running」アプリが起動しない場合は、最下部のコメント欄もご覧ください。
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2015年5月16日更新
スポンサードリンクWatchアプリを使えるように設定する
「Nike+Running」をApple Watchで使えるように設定します。
1.アプリのインストールとグランスへの追加
iPhoneに「Nike+Running」をインストールしたら、「Apple Watch」アプリを開き、画面の下のほうにある「Nike+Running」をタップ。「AppをApple Watchで表示」をオンにすると、Apple Watchにもインストールされます。その下の「グランスに表示」はお好みでオンにしてください。
2.Apple Watchで確認する
Apple Watchのホーム画面に「Nike+Running」アプリがあるかどうか見てみましょう。また、文字盤を下から上にスワイプしてグランスを表示すると、今月の走行距離と友だちとの比較が表示されます。
3.「Nike+Running」をすぐに表示するように設定する
ランニング中、Apple Watchがスリープして表示が文字盤に戻ってしまうと使いづらくなります。Apple Watchの「設定」→「一般」→「手首を上げたとき」を「最後に使用したApp」に設定します。これで、スリープ解除後、すぐに「Nike+Running」が表示されるようになります。
※ランニングが終わったら元に戻しておくと良いです。
4.Watch版アプリでできること
左右スワイプで切り替えられます。1ページ目:ランニングの開始。2ページ目:自分と友だちの走行距離。3ページ目:直近10ランのグラフ。といったことを確認できます。
Watchアプリでランニングを開始する
「Nike+Running」はWatchアプリだけでランニングの開始・一時停止・終了、音楽のコントロール、マップの確認、ペース・距離などの確認が可能です。
ランニング開始とともに、iPhoneアプリが自動的に起動し、ランニングの状況を同期し続けます。また、Handoffによるスイッチも可能です。
なお、音楽はあらかじめiPhoneアプリで設定しておく必要があり、ランニング中はiPhoneから流れます。
1.ランニングを開始する
Watchアプリを起動したら、画面を上にスワイプして、音楽をオンにするかどうかを選択します。ここでプレイリストも選択可能です。終わったら、赤いボタンを押してランニング開始です。
同時にiPhoneアプリが起動して同期し始めます。
2.ランニング中に確認できる項目
Watchアプリでは、左右スワイプで画面を切り替えられます。1ページ目:経過タイム・距離・ペースを表示。2ページ目:再生中の音楽のコントロール。3ページ目:現在地のマップを表示。
3.1ページ目の情報はタップで切り替え
ランの記録中は1ページ目の情報をタップするたびに、「経過タイム」→「走行距離」→「ペース」と切り替えられます。
4.メニューの表示方法
アプリの画面を強く押すと「終了」「一時停止」「音楽を変更」の3つのメニューが表示されます。もう一度画面を強く押すとメニューは消えます。
5.ランナーが止まると、自動で一時停止する
信号待ちなどで立ち止まると、Watchアプリは自動的に一時停止します。ランを再開するときに、画面を強く押して、「再開」をタップしましょう。
6.ランを終了する
画面を強く押してメニューを表示し、「終了」をタップします。
画面を上にスワイプするかデジタルクラウンと回すと、ランの詳細を確認できるほか、「シェア」ボタンからFacebookやTwitterに投稿できます。アプリを終了するには左上の「完了」をタップしてください。
8.iPhoneアプリにも即座に同期される
HandoffでiPhoneにスイッチしてみましょう。ランの記録が同期されて表示されます。
まとめ
実際、いくつかランニングアプリを試してみましたが、いまのところWatchアプリに限って言えば「Nike+Running」が一番よくできていると思います。
- Apple Watchだけでランニングの開始・一時停止・終了まで完結できる(iPhoneは近くにある必要があります)。
- 経過時間・ペース・距離の確認がワンタップで切り替えられ快適。
- 音楽のコントロールができる。
- ユーザーが信号待ちで立ち止まると、自動的に一時停止してくれる。
- グランスに対応している。
- iPhoneとの同期に乱れがない。
- HandoffでiPhoneにスイッチできる
- Facebookの友だちの声援を受けられる(未確認)
- FacebookとTwitterへラン情報をシェアできる(iPhoneでの設定が必要)
ここまでできるランニングアプリはまだありませんね。他のアプリは、経過時間や距離を表示するに留まっています。
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コメント
コメント一覧 (5)
そのまま待っているとアプリアイコンの画面に戻ってしまいます。
おそらくアプリが落ちてるようなんですが、解決策等何か思い当たることはありますでしょうか?
・Watchを再起動する
通常、サイドボタンを長押しして「電源オフ」でいったん電源を落とし、次にサイドボタンをAppleロゴが出るまで長押しすると「電源オン」になります。これで通常の再起動です。まずはそうてWatchを再起動してみてはどうでしょう。
・Runningアプリ(iPhone側)をアップデートする
・iOSをアップデートする
何にせよ、最新版が安定しています。
・Watchアプリの数を減らす
Watchアプリをインストールし過ぎていて、Watch自体の動作が重くなっている・・・のかもしれません(Watch本体の空き容量は6GBほどしかない)。あくまで想像です。Watchアプリをいくつかアンインストールしてみてはどうでしょう。
私自身、Watch版「Running」アプリ自体が起動しないということは、一度もありませんでした。普通にぐるぐる回りますが、数秒でアプリが起動しています。
Apple Watch側で「コーチ」を選択することはできませんが、次の方法で、コーチにランの記録を保存することができました。ただし、Nikeが想定している正式の方法じゃないかもしれません。たまたま現バージョンで「できた」だけなのかもしれませんので、ご注意ください。
1.iPhone側で「コーチ」を開いて、ランを開始する直前の画面まで表示させておきます。
2.Apple Watch側で「Nike+Running」を開き、「スタート」を押すと、iPhone側も連動してランを開始します。
あとは普通のランと同じように、Apple Watch側にペース、距離、マップなどが表示され、ランの終了も行えます。
ランの記録は「コーチ」の欄に保存されたので、この方法で使えばOKだと思います。