パスコードとは、4桁の数字でApple Watchをロックし、第三者に勝手に開けないようにできる機能です。
iPhoneにも同様の機能がありますからご存じの方も多いでしょう。しかし、Apple WatchのパスコードロックがかかるタイミングはiPhoneとは異なります。具体的には次のようなシーンでロックされます。
- Apple Watchを装着していないとき(自動)
- Apple Watchのバンドをかなりゆるめたとき(自動)
- ユーザー手動でロックしたとき(手動)
自動でパスコードロックがかかるのは、Apple Watchを手首から外したときか、バンドを大きくゆるめたときです。それ以外はたとえパスコードを設定していても自動ロックはされず、手動で行うことになります。
「それって安全なの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、Apple Watchを装着している間に盗難や紛失といったアクシデントが起こる可能性はあまりないといえます。逆に、Apple Watchを外したときこそ、一番危険なのです。iPhoneのようにスリープにしたとたんにロックされては、時計以外の機能がすぐに使えず、かえって不便でしょう。このロック方法は、よくよく考えられたシステムになっていると思います。
というわけで、「いざというとき」に備え、パスコードを設定しておくのをオススメします。ここでは設定方法をまとめてあります。
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パスコードをオンする
ホーム画面から「設定」アプリを開き、画面の一番下にある「パスコード」をタップします。
「パスコードをオン」をタップし、続けて4桁の数字を登録します。
これで、iPhoneを手首から外したり、バンドをゆるめたときに自動的にロックがかかり、ホーム画面やグランスを開こうとするとパスコードの入力が必須になります。
パスコードをオフにする
上記と同じ設定画面を開き、「パスコードをオフ」をタップします。
いま使っているパスコードを入力したあと、新しいパスコードを入力し、登録します。これで新しいパスコードに変更できました。
パスコードの変更も同様の手順で行えます。
手動でパスコードロックする
Apple Watchを装着時にパスコードロックするには、本体のサイドボタンを長押しして、「デバイスをロック」のボタンを右へスワイプします。
これで画面上部に鍵のアイコンが表示され、Apple Watchを装着している状態でもパスコードロックされました。
iPhoneからパスコードを解除する
Apple Watchにパスコードロックがかかった場合、iPhoneのロックを解除すると、自動的にApple Watchのロックも解除できる機能があります。
これについては別の記事で詳しく説明してありますので、そちらを参考にしてください。
以上、パスコードの設定方法の解説でした。
盗難や紛失といった事態に備え、設定しておくことをオススメします。
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