Apple Watchのデジタルクラウンは非常に多機能です。

意外と知らない機能も多かったので、どんな押し方をすればどんな機能が利用できるのかを、総まとめしました。

1回押すだけといっても、シーンに応じていろいろな機能が利用できます。
 

たとえば、アプリ、通知、グランス、文字盤などの画面を閉じ、前の画面（ホーム画面や文字盤など）に戻ります。
 

デジタルクラウンを1回押すと、スリープを解除して文字盤を表示します。
 

ホーム画面を開いているときにデジタルクラウンを1回押すと、ホーム画面の中央に戻ります。

ホーム画面の中央に「時計」アプリがあるとき、デジタルクラウンを1回押すと文字盤に戻ります。

素早く2回連続でデジタルクラウンを押すと、最後に使用したアプリの画面を表示します。

たとえば、「Nike＋Running」などのランニングアプリで記録を取っているとき、画面がスリープになったあと、自動的に文字盤に戻ることがあります。そんなときはデジタルクラウンを2回連続で押すと、すぐに元のアプリに戻ることができます。この場合、グランスを利用するよりも早く元のアプリにアクセスできます。

デジタルクラウンを回すと、拡大・縮小、スクロール、調整ができます。

たとえば、「マップ」アプリでデジタルクラウンを回すと、地図を拡大・縮小できます。

たとえば、「設定」など縦に長いアプリの画面でデジタルクラウンを回すと、上下にスクロールできます。

たとえば、「ミュージック」アプリでボリュームをタップしてからデジタルクラウンを回すと、ボリュームを調整できます。ほかに、「設定」で「画面の明るさ」や「文字の大きさ」を調整したり、文字盤の機能をカスタマイズするときにも使えます。

デジタルクラウンを回すと、並んでいるアプリを拡大・縮小できます。全体を俯瞰するには便利です。

画面の中央にあるアプリのアイコンをデジタルクラウンを回して最大まで拡大すると、そのアプリが起動します。上図（右）はアプリが起動する間際の一瞬です。

デジタルクラウンを押し続けるとSiriが起動します。音声入力でさまざまな頼み事が可能です。

関連：Siriに目的地までの経路をたずねる

以上、デジタルクラウンの使い方をまとめました。意外と知らない機能が多かったのではないでしょうか？OSの進化によってはこれからも、いろいろな使い道が登場しそうです。