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Apple WatchはペアリングしているiPhoneの連絡先データを利用して通話を発信したり、着信を受けたりできます。

本体にマイクとスピーカーが内蔵されているため、スピーカーフォンで電話できるわけです。ここではApple Watchの「電話」アプリの使い方を、一通りまとめてみました。

2015年5月28日、留守番電話を訂正しました。「留守電が聞けない」という方はコメント欄もご覧ください。

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電話に出るときの操作

電話アプリのインターフェースはiPhoneにとてもよく似ています。そのため、iPhoneでスピーカーフォンをしているときをイメージしていただければ分かりやすいかもしれません。基本的には手首を顔の方に向けて話せば、相手にはっきり聞こえるようです。また、騒音の少ない室内であれば、明瞭に発音することで、デスクに腕を置いたままでも会話できます。

電話に出る

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iPhoneに着信が入ると、Apple Watchにも表示され、音と振動で知らせます。緑色の電話ボタンをタップすれば通話開始です。

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デジタルクラウンを回すか「+−」をタップすると、相手の音量を上下することができます(左)。また、マイクをタップすると消音になり、こちらの声が相手に聞こえなくなります(右)。

通話を終了するには、赤いボタンを押せばOKです。

電話に出られないとき

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着信が入ったとき、左側の赤いボタンをタップすると、相手には留守番電話か電話に出られない旨のアナウンスが流れます。

電話に出られない旨をメッセージで伝える

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着信が入ったとき、上にスワイプするか、デジタルクラウンを回して画面をスクロールすると「メッセージを送信」があるのでタップします。

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既存のメッセージから適当なものを選ぶと、相手に送信されます。

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このメッセージはiPhoneの「Apple Watch」アプリで「メッセージ」→「デフォルトの返信」と設定を開けば、自由に書き換えることができます。

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また、着信のたびにオリジナルのメッセージを送信するには、右下のマイクボタンをタップして音声入力から行います。相手には音声入力で作成したテキストがメッセージで通知されます。

メッセージの代わりにイラストを送る

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着信が入ったとき、デジタルクラウンを回して画面をスクロールし、イラストのボタンからハートマークなどを付けて送ることができます。

着信音と振動をすぐに消す

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着信が入ったとき、Apple Watchの画面を手でしっかりとおおうと、Apple WatchとiPhoneの着信音と振動が消えます。着信は続きますが、静かになっている間に、上記の方法でメッセージを送るとよいでしょう。

iPhoneで出たいが、すぐに取り出せない場合の対応

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着信が入ったとき、iPhoneがすぐに取り出せない場合、Apple Watchの画面を下にスクロールして「iPhoneで応答」をタップ。すると、相手には保留音が再生されます。その間にiPhoneを探し出して、「応答」をタップすれば不在着信にならずに済みます。

Apple Watchの通話をiPhoneに切り替える

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既にApple Watchで開始していた通話をiPhoneに切り替えるには、iPhoneのロック画面左下に表示される電話のアイコンを上に向かってスワイプすればOKです。
このとき、もしアイコンが表示されない場合は、Handoffを有効にしてください(参考記事:Handoffの使い方)。

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iPhoneのロックが解除されると同時に通話が引き継がれているので、耳を当てて話しましょう(左)。通話中に、iPhoneを開いていた場合は、緑色のステータスバーをタップすれば通話を引き継ぐことができます(右)。

電話をかける

Apple Watchから通話を発信し、そのまま話すことができます。

「電話」アプリからかける

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ホーム画面から「電話」アプリを起動します。iPhoneの電話と同じで、「よく使う項目」「履歴」「連絡先」から通話相手を選べます。

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通話相手を選ぶと上のような画面になります。通話を発信するには左の電話ボタンをタップします。相手が応じれば会話スタートです。

通話は電話を受けたときと同様、スピーカーフォンになります。上記で説明したように、通話をiPhoneに引き継ぐことも可能です。

サイドボタンからかける

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Apple Watchのサイドボタンには頻繁に電話をかける相手を登録しておけます。サイドボタンを押して相手を選び、電話のアイコンをタップすればOKです。

サイドボタンの設定と使い方

不在着信と留守番電話への対応

不在着信が入った場合はどうすればよい?

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着信に応じられなかった場合は、Apple Watchに不在着信が通知されます。
  • 「かけ直す」……Apple Watchから直接通話を発信します。
  • 「メッセージ」……相手にメッセージを送ります。
  • 「了解」……通知を消します。
iPhoneにも不在着信通知が表示されるので、iPhoneからかけ直すのがおすすめです。

留守番電話を入れるには?

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Apple Watchから通話を発信して、留守番電話に切り替わった場合は、そのままApple Watchに向かってメッセージを吹きこむことができます。

留守番電話をApple Watchから聞くには?

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留守電が入ると通知されますので、再生ボタンを押せばその場で聞けます。また、Apple Watchの「電話」アプリで「留守番電話」を選択すれば、あとで聞くことも可能です。
「留守電が聞けない」という方はコメント欄を参照ください。SoftBankとdocomoで確認済み。

まとめ

さすがに外でApple Watchに向かって会話するのは気が引けますが、家で料理をしているときには便利ではないでしょうか。なお、通勤電車や会議中に着信が入ってしまうこともあるので、事前にグランスの左端の「設定」でApple Watchを「消音モード」にしておくとよいでしょう。さらに、画面を手でおおって消音にする方法にも慣れておくことをおすすめします。


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