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Apple Watchの「ミュージック」でコントロールできるのは、iPhoneの「ミュージック」アプリ内の曲に限りません。
  • バックグラウンド再生している音声
  • アプリ上で再生している音声
これらをApple Watch側からコントロールできるのです。

「バックグラウンド再生」とは、iPhoneをスリープにしても再生され続けるコンテンツのことです。たとえば「radiko.jp」のラジオ番組、「Safari」で再生中の動画、「写真」アプリ内の動画、そのほか音楽&ラジオ関係のサードパーティ製アプリなどでも、バックグラウンド再生可能なものはけっこうあります。

それらはApple Watch版「ミュージック」アプリおよびグランスからコントロールできます。

グランスの基本的な使い方 

さらに、バックグラウンド再生に非対応でも、アプリを起動している間は音が聞こえるもの――たとえば「YouTube」アプリなどの音声も、Apple Watch版「ミュージック」アプリおよびグランスでコントロールできます。

以下、具体的な使い方を紹介しましょう。
 

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「radiko.jp」のラジオ番組をApple Watchでコントロールする

以下で紹介する方法は、iPhoneでバックグラウンド再生可能なすべての音声に対して有効ですが、「radiko.jp」のようにグランスと「ミュージック」アプリとで表示が変わるかどうかは、アプリによって異なると思われます。

1.iPhoneアプリで音声を再生する

AppleWatchでradiko01a
まずiPhone側で「radiko.jp」を起動して番組を再生します。

AppleWatchでradiko02b
バックグラウンド再生に対応したアプリを見分けるには、アプリを閉じても音が流れ続けるかどうか。また、コントロールセンターとロック画面から操作可能かどうかです。これらに表示されるアプリはiPhoneをスリープにしても、Apple Watchから操作が可能です。
「radiko.jp」はHandoffにも対応しているようです

2.Apple Watchで音声をコントロールする

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「radiko.jp」の場合、Apple Watchでグランスの「ミュージック」を開く場合と、ホーム画面から「ミュージック」アプリを開く場合とで表示が異なります。グランスから表示すると、番組名と放送局名、イコライザのグラフィックが表示されるのでオススメです。

AppleWatchでradiko10
デジタルクラウンを回すか「+−」をタップして音量を調節すると、 「radiko.jp」も連動して音量調節されます。

AppleWatchでradiko11
中央のボタンをタップすれば、放送の停止と再開が可能です。

AppleWatchでradiko12
左右の「<<」「>>」をタップすれば、放送局を切り替えることもできます。

「YouTube」の音声をApple Watchでコントロールする

iPhoneでバックグラウンド再生ができない「YouTube」のようなアプリでも、アプリを起動中はApple Watchで音声コントロールが可能です。当然、「YouTube」アプリを閉じると、Apple Watchではコントロールできなくなります。

1.iPhoneアプリで音声を再生する

AppleWatchでradiko06
やり方は同じです。まずiPhone側で「YouTube」を起動して動画を再生します。次に、Apple Watchでグランスの「ミュージック」を開くか、ホーム画面から「ミュージック」アプリを開くと、プレーヤーが表示されますが、ここから音声コントロールが可能です。

2.Apple Watchで音声をコントロールする

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Apple Watch側でボリュームを変更すると、連動してiPhoneの「YouTube」アプリも変更されます。

AppleWatchでradiko08
Apple Watch側で「<<」「>>」をタップすれば、YouTubeの再生リストをスキップできます。

以上です。もちろん、音楽&動画系のすべてのアプリで可能かどうかはわかりませんが、知っておいて損はないテクニックだと思われます。



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