Apple Watchの「写真」アプリには、iPhone内のアルバムのうち1つを選んで同期できます。
同期設定すると、以後iPhoneからアルバムに写真を追加すると、自動的にApple Watch版「写真」アプリ内にもその写真がコピーされるようになります。また、同期された写真はペアリングされたiPhoneがそばになくても、Apple Watchだけで閲覧できます。
同期可能なデータ量の上限は最大5.9GBまでですが、Apple Watchに同期される写真は約10分の1にまで圧縮されます。たとえ一眼レフで撮影した高画質の写真をiPhoneのアルバムに入れていたとしても、常に手首の上で見たい写真に限って同期するのであれば、それほどデータ量は消費されないでしょう。
というわけで、ここではApple Watch版「写真」アプリの使い方を総まとめしました。
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Apple Watchに同期したい写真を設定する
1.データ容量の上限を設定する
iPhoneの「Apple Watch」アプリで「写真」を開き、「写真の上限」をタップしてApple Watchにコピーしてもいいデータ容量の上限を決めます。
2.同期したいアルバムを設定する
前の画面に戻り、今度は「同期されているアルバム」をタップして、Apple Watchにコピーしたいアルバムを選択します。
以後、上記で設定したアルバムにiPhoneから写真を追加すると、自動的にApple Watchの「写真」アプリにもコピーされるようになります。
Apple Watchで写真を閲覧する
同期を設定した時点で写真はコピーされます。音楽データの同期とは違い、Apple Watchを充電しておく必要はなく、すぐに閲覧できるようになります。
写真を閲覧する
Apple Watchのホーム画面から「写真」を開くと、アルバム内の写真がサムネイルで表示されます。
サムネイルはスワイプでスクロールできます。タップすると画面いっぱいに表示されます。
デジタルクラウンで拡大・縮小
デジタルクラウンを回すと写真を拡大したり、縮小してサムネイル表示に戻すことができます。
ダブルタップで表示を切り替える
ダブルタップすると、写真を拡大なしでフルに表示します。横長の写真を見たいときに便利です。もう一度ダブルタップすると拡大します。
左右スワイプで写真を切り替え
画面いっぱいに表示している写真をスワイプすると、前の写真・次の写真に表示を切り替えられます。
Apple Watchから同期している写真を消去するには?
あらかじめiPhoneで何も入っていない空のアルバムを作成しておきます。「Apple Watch」アプリで「写真」の設定を開き、同期対象のアルバムに空のアルバムを指定すると、Apple Watch版「写真」からデータが消えます。
※最初の記事が誤りだったため、更新しました。今のところ、正式な消し方が分かりませんでしたので、このような対処法を掲載しました(2015年5月9日更新)。thanks! endo613さん
写真の通知を再設定するには?
デフォルトの設定では、「iCloud写真共有」で共有しているアルバムに写真が追加されると、Apple Watchに通知されます。もちろん「iCloud写真共有」を利用していなければ、通知はされません。もし、Apple Watchへの通知が煩わしいという場合は、次の方法でiPhoneにのみ通知されるように設定しましょう。
iPhoneの「Apple Watch」アプリで「写真」を開き、「カスタム」をタップして「通知を表示」をオフにします。これで、iCloudで共有している写真があったとしても、iPhoneだけに通知されます。
同期されている写真のデータ量を調べるには?
iPhoneの「Apple Watch」アプリで「一般」→「使用状況」と開くと、アプリごとに消費しているデータ量をチェックできます。「写真とカメラ」の欄をチェックしましょう。
同期される写真の数が増えると、ここのデータ量も増えます。管理人の場合はiPhoneで撮影した写真のうち、実データが「64MB」ある26枚の写真を同期して「6.4MB」でした。つまり、Apple Watchに同期された時点で約10分の1に圧縮されます。
これならおそらく100枚同期しても、30MB以内に収まるのではないでしょうか。
常に見たいアルバムだけ同期するのであれば、それほど容量は消費されないと思われるので、気軽に試してみるとよいでしょう。
以上、Apple Watch版「写真」アプリの使い方を紹介しました。
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