Apple Watchの「カレンダー」は、ペアリング済みのiPhoneのイベントを確認したり、通知を受け取ったりできるアプリです。
同期されるイベントは直近1週間分で、すべてが表示されるわけではありません。しかし、「カレンダー」に登録しているイベントは「大事な予定」が多いはずなので、それらを手首の上で確認できるのは便利です。
また、デフォルトの設定では、iPhoneと同じタイミングで通知を受け取れます。iPhoneよりも早く確認できる上、手首を叩いてお知らせしてくれるので、うっかり忘れることも防げるでしょう。
実際、このアプリはかなり多機能なので、記事を2つに分けることにしました。
ここでは、特に基本的な画面の見方や通知のカスタマイズ方法などを紹介します。 イベントの追加方法を知りたい方は、次の関連記事をご覧ください。
関連:「カレンダー」アプリの使い方2/応用編
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「カレンダー」アプリの開き方
基本的には3パターンあります。文字盤から開くのが最も早くアクセスできますが、いずれの場合でも、アプリを起動するとまず「1週間分のイベント」がリスト表示されます。
文字盤からアクセスする
文字盤のカレンダーまたは日付をタップすれば、「カレンダー」アプリが起動し、1週間分の予定を表示します。
グランスからアクセスする
文字盤を下から上にスワイプしてグランスを表示すれば、カレンダーの直近の予定が表示されます。その予定をタップすると、「カレンダー」アプリが起動し、1週間分の予定を表示します。
ホーム画面からアクセスする
ホーム画面で日付のあるアイコンをタップすれば、「カレンダー」アプリが起動して1週間分の予定を表示します。
「リスト」「月」「日」表示を切り替える
「カレンダー」アプリを開くと、まず1週間分の予定が「リスト」で表示されますが、これがデフォルトの表示です。それらは「日」「月」に切り替えることができます。
1週間分のイベントを表示する「リスト」
「リスト」表示は画面をスワイプするか、デジタルクラウンを回すとスクロールできます。
イベントをタップすると詳細を確認できます。この画面も縦にスクロールできます。
前の画面に戻るには、左端から右へスワイプすればOKです。
「月」表示に切り替える
画面左上の「<」部分をタップすると、前の画面に戻ります。最後まで戻ると、「月」表示に切り替わります。
「月」表示からアクセスできるのは「リスト」のみ
Apple Watchには1週間分の予定しか表示されないため、「月」表示で任意の日をタップしても、「リスト」表示に切り替わるだけとなります。
「日」表示に切り替える
「リスト」表示のとき、画面を強く押して「日」をタップすると、「日」表示に変わります。
「日」表示の画面を左右にスワイプすると、前日・翌日に表示を切り替えられます。
「日」から「リスト」表示へ切り替える
「日」表示のとき、画面を強く押して「リスト」をタップすると、デフォルトのリスト表示に戻ります。
予定が表示されないのはなぜ?
Apple Watchの「カレンダー」には、iPhoneのイベントが同期されます。
イベントが表示されない場合は、いったんiPhoneで「カレンダー」アプリを開き、すべてのイベントを読み込んでみましょう。
通知を受け取る
大事な予定にはiPhoneの「カレンダー」アプリで通知を設定していると思われますが、それをApple Watch上で受け取ることができます。
通知を受け取る
デフォルト設定では、ペアリング済みのiPhoneの設定と同じタイミングで通知されます。
たとえば、iPhoneでイベント開始「15分前」に通知を設定していれば、Apple Watchにもそのタイミングで通知が届きます。画面をスクロールして「了解」をタップすれば通知を消せます。
通知が表示されないのはなぜ?
Apple Watchに通知が届く条件は次の通りです。
- Apple Watchを腕に装着している
- Apple Watchのロックが解除されている
- iPhoneをロックしている
要するに、iPhoneをカバンに入れて歩いているときなどに通知されるわけです。デスクについてiPhoneのホーム画面を開いているときには、iPhoneにのみ通知されます。
通知をカスタマイズするには?
iPhoneの「Apple Watch」アプリで「カレンダー」の設定を開きます。「iPhoneを反映」にチェックを入れれば、iPhoneと同じタイミングでApple Watchにも通知されます。基本的にはここを選択しておくのがベターです。
その下の「カスタム」を選択すると、Apple Watchだけへの通知を個別にオンオフできます。ただし、「カレンダー」のイベントは「大事な予定」であることが多いと思われるので、なるべく通知はオフにしない方がよいと思います。
以上、Apple Watch版「カレンダー」アプリの基本的な使い方を紹介しました。
Apple Watch上からイベントを追加したり、会場までの経路を検索したり、出席依頼に返答するといった、「さらなる使い方」を知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。
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