Siri(シリ)は、音声入力によってApple Watchのさまざまな操作を代行してくれる音声アシスタントです。
iPhoneにも同じ機能がありますので、使ったことのある人がほとんどでしょう。Apple Watch版のSiriも、iPhoneと同じような感覚で使えます。
ただし、Watch版Siriは次の機能が使えません。
Web検索、メモ、FaceTime、メール作成、新着メール確認、SNSへの投稿、自分との関係を連絡先に登録する……など。
そのほかの機能については、いちおうiPhoneと同じように使えます。
ここでは、Apple Watch版Siriを使うために必要な設定、音声入力のコツをご紹介します。「どんなことを聞いたらいいのか知りたい」という方は、次の記事を参考にしてみてください。
なお、Siriを使うにはペアリング済みのiPhoneがインターネットに接続されている必要があります。
※2015年5月17日現在の情報です。OSのバージョンアップ等により、仕様が変更になる場合があります。
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Siriを使えるようにiPhoneを設定をする
ペアリング済みのiPhoneでSiriを有効にしていなければ、Apple Watchでも使うことはできません。また、位置情報を元にした検索をするには、iPhoneのSiriに位置情報サービスの利用を許可しておく必要があります。下記の設定をまずしておきましょう。
1.Siriを有効にする
iPhoneの「設定」→「一般」→「Siri」と進み、スイッチをオンにします。これでiPhoneとApple WatchでSiriが使えるようになりました。
2.位置情報を許可する
「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「Siriと音声入力」と進み、「このAppの使用中のみ許可」にチェックを付けます。これで現在地を元にした情報(天気やお店など)を検索できるようになります。
Apple WatchでSiriを使う
Apple Watch版Siriの使い方は、基本的にiPhoneと同じです。
Siriに質問をする
デジタルクラウンを長押しするとSiriが起動するので、Apple Watchに向かって話しかけましょう。例えば「今日の天気は?」と質問すれば、現在地の情報にもとづいた天気を1時間ごとに表示してくれます。
質問の仕方はiPhoneと同じ要領で行えばOKです。
「ヘイ、シリ」で質問する
Apple Watchの「設定」→「一般」→「Siri」→「Hey Siri」をオンにすると、Apple Watchのスリープが解除されているとき、「ヘイ、シリ」と声をかけるだけでSiriが起動できるようになります。
手首を上げてスリープを解除し、「ヘイ、シリ」と呼びかけるとすぐに質問できます。これはけっこう便利です。
音声認識の精度を上げる
Siriが質問をうまく認識してくれない場合は、次の方法で質問の範囲を指定します。
デジタルクラウンを長押ししてSiriが起動したら、デジタルクラウンを押したまま話しかけます。
話し終えた時点で、デジタルクラウンを押すのをやめます。これで音声入力の範囲を指定することができます。
周囲に雑音が多い場合には有効な方法だと思われます。同じように、iPhoneのSiriでもホームボタンを押し続けることで、音声入力の範囲を指定できます。
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