Siriを使いこなすと、Apple Watchの活用の幅がぐんと広がります。
たしかに、人前でApple Watchに向かって話しかけるのは気が引けますが、自宅や人気のない場所でなら、そんなに恥ずかしいことではないでしょう。Apple Watchに向かって話しかけている人が増えてくれば、そうした光景も日常のものに変わっていくかもしれません。
そこで今回は、Siriに自分と家族の関係を覚えてもらう方法をご紹介します。たとえば「祖父」「祖母」「父」「母」「兄」「妹」「夫」「妻」など、自分を中心として見た場合の関係を覚えてもらいます。これにより、
「ヘイSiri、妻にこれから帰りますとメッセージ」
と話しかけるだけで、あたなの奥さんや旦那さんにメッセージを作成できるようになります。
ただし、Apple Watch版のSiriは連絡先の内容を操作できませんので、最初にiPhone版のSiriに覚えてもらうようにします。そうすることで、Watch版Siriにも連絡先の内容が反映され、使えるようになります。
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1.まずSiriに自分を覚えてもらう
iPhoneの「設定」→「一般」→「Siri」→「自分の情報」をタップして、連絡先から自分のデータを登録しておきます。この状態で、Siriを起動し、「私は誰?」と話しかけ、自分の情報が表示されればOKです。
2.自分と家族の関係を覚えてもらう
Siriを起動し、たとえば「妻にメッセージ」と話しかけます。するとSiriが質問を返してきますので、連絡先にある妻の名前を指定すれば、覚えてもらえます。同じようにして、「父」「母」「夫」「息子」「娘」などを覚えてもらいましょう。
3.Apple Watchから妻や夫にメッセージを送る
連絡先の内容は、Watch版Siriにも反映されます。試しにSiriを起動し、「妻にこれから帰るとメッセージ」などと話しかけてみましょう。自動的に奥さんの名前を判別して、メッセージを作成してくれれば成功です。
同じようにして、「妻に電話して」で通話を発信できます。
「問題が起きたようです」と表示されるのはなぜ?
iPhone版Siriに関係をうまく覚えてもらっていないか、覚えてもらった結果がApple Watchに反映されてない場合に起こると思われます。まずはiPhone版Siriでメッセージ等が送れるかどうか試してみましょう。
メッセージが英語になってしまうのはなぜ?
バグだと思われます。対処法は、いったん通常の方法で相手とメッセージをやり取りし、その後Siriにメッセージの作成を頼んでみてください。管理人はこの方法で、日本語に戻りました。
Siriにニックネームで呼んでもらうには?
ちなみに、iPhone版Siriに「私のことを○○と呼んで」と話しかけると、Siriにニックネームで呼んでもらえるようになります。
以上、自分と家族の関係を覚えてもらう方法でした。
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