「Remote」(リモート)は、手首の上で「iTunes」ライブラリおよびApple TVをコントロールできる、Apple Watch標準アプリです。
iPhoneにも同名のアプリがありますから、ご存じの方も多いでしょう。Apple Watch版は、その簡易版といったところです。
iTunesのプレイリストを自由に選ぶことはできませんが、手首の上で再生中の音楽や動画をスキップしたり、音量を調節したりできます。
ここでは、iTunesへの接続と操作方法を総まとめしました。
ここでは、iTunesへの接続と操作方法を総まとめしました。
Apple TVのコントロールについては、次の記事を参考にしてください。
※Mac版iTunes バージョン12.1.2.27で検証しています。Windowsは未確認です。
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iTunesライブラリをコントロールする
以下の操作は、iTunesをインストールしているパソコンが、Apple Watchと同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります。
1.「Remote」からデバイスを追加する
Apple Watchの「Remote」アプリを起動して、「デバイスを追加」をタップします。
4桁のコードが表示されますので、iTunesを起動してみましょう。
2.iTunesと接続する
iTunesの左上に「Remote」が表示されるのでクリックし、4桁の数字を入力します。
Apple Watchの「Remote」に、ライブラリ名が表示され、タップするとプレーヤーが表示されます。
3.iTunesライブラリを操作する
現状、Watch版「Remote」からプレイリストを選ぶことはできませんので、まずはパソコンのiTunesで聞きたい音楽、見たい動画を再生します。
すると、Watch版「Remote」に再生中のコンテンツが表示されます。ここから一時停止、スキップ、音量の調節が行えます。
Watch版「Remote」から行った操作は、即座にiTunesと連動します。まさにリモコンです。
4.動画やポッドキャストも同じ
iTunes側で動画やポッドキャストを再生すると……。
……連動してApple Watch側にも再生中のコンテンツが表示され、手首の上で操作できます。
iTunesライブラリをAirPlay対応機器に出力するには?
再生中の画面を強く押して、「AirPlay」を選択します。
AirPlay対応機器が同一Wi-Fiネットワーク上にあれば、その機器が表示されます。ここでは「Apple TV」を選択しました。
すると連動してiTunesの出力先が指定した機器に変更されます。
AirPlay対応機器でiTunesのコンテンツが再生されました。
もう一度Apple Watchの画面を強く押して、出力先を「コンピュータ」に切り替えれば、今度はパソコンのiTunesライブラリを操作できるようになります。
AirPlayおよびApple TVの基本的な使い方について知りたい方は、こちらの記事を参考に。
そのほかの操作
さらにデバイスを追加するには?
別のパソコンのiTunesに接続したい場合は、メイン画面を下にスクロールして「デバイスを追加」をタップすればOKです。上記と同じ要領で、別のiTunesライブラリと接続できます。
デバイスを削除するには?
メイン画面を強く押して、「編集」をタップ。
「×」ボタンを押して「削除」をタップすれば、デバイスとの接続を解除します。
以上、Apple Watch版「Remote」によるiTunesの操作方法を総まとめしました。
「Remote」でApple TVを操作するには、下記を参考にしてください。
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