「Remote」(リモート)は、手首の上で「iTunes」ライブラリおよびApple TVをコントロールできる、Apple Watch標準アプリです。
iPhoneにも同名のアプリがありますから、ご存じの方も多いでしょう。Apple Watch版は、その簡易版といったところです。
ここでは、Apple TVへの接続と操作方法について、総まとめしました。たんに一時停止や再生が行えるだけでなく、早送りや早戻しなども可能です。Apple TVを持っている方は参考にしてみてください。
関連:iOS「AirPlay」の使い方(Apple TVの基本的な使い方を解説しています)
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Apple TVをコントロールする
Watch版「Remote」は、同一Wi-Fiネットワーク上にあるApple TVに接続し、スワイプによってメニューを操作できます。
1.「Remote」からデバイスを追加する
メイン画面を下にスクロールして、「デバイスを追加」をタップします。4桁のコードが表示されます。
2.Apple TVと接続する
Apple TVのメニューで「設定」→「一般」→「リモコン」と進むと、Apple Watchが表示されるので選択し、4桁のパスコードを入力します。
接続に成功すると、「Remote」アプリにApple TVが表示されるのでタップしましょう。
3.Apple TVのメニューの操作
Apple TVのメニュー操作(カーソル移動等)は、次のように操作します。
操作はスワイプでメニューを移動、タップで決定です。左下のメニューを長押しすると、Apple TVのトップ画面に戻ることができます。
縦に長いメニューは、スワイプしたあと画面を押し続ける(指を離さない)と、早くスクロールできます。
4.音楽の操作
Apple TVで音楽を再生中は、「Remote」で次の操作が可能です。
- A:中央タップ……一時停止・再生
- B:右下再生ボタン……再生・一時停止
- C:左右スワイプ……曲をスキップ
- D:スワイプして画面を押し続ける……早戻し・早送り
- E:左上……「Remote」のメイン画面に戻る
- F:MENU……Apple TVの前の画面に戻る。長押しでトップ画面へ
5.動画の操作
Apple TVでレンタル&購入した動画を再生中は、「Remote」で次の操作が可能です。
- A:中央タップ=一時停止・再生
- B:右下再生ボタン……再生・一時停止
- C:左右スワイプ=早戻し・早送り
- D:スワイプして画面を押し続ける……押している間はMAXで早戻し・早送り
- E:左上……「Remote」のメイン画面を表示する
- F:MENU……再生を停止して前の画面に戻る。長押しでトップ画面へ
レンタルした映画を見るときには、手首の上で停止や再生が行えるので、重宝するのではないでしょうか。
6.Apple TVとのペアリングを解除する
Apple TV側で「設定」→「一般」→「リモコン」と進み、「Apple Watch」を選択して「削除」します。
Apple Watch側に表示が出るので、「削除」をタップすれば解除されます。
※ここで「修復」をタップすれば、もう一度コードを入力して再接続が可能です。
Apple TVを削除するときの注意点
「Remote」のメイン画面を強く押して「編集」をタップすると、「×」ボタンを押してApple TVを削除できます。
しかし、この方法でApple TVを削除しても、ペアリング自体は解除されず、もう一度Apple Watch側から接続しようとすると、Apple Watchが2つ表示されてしまいます(2015年5月25日現在)。
Apple TVとのペアリングを解除したい場合は、上記の6番で解説した方法をご利用ください。
以上、Apple Watchの「Remote」でApple TVを操作する方法をご紹介しました。
iTunesライブラリをコントロールしたい場合は、次の記事もご覧ください。
関連:Apple Watch版「Remote」の使い方1/iTunesを操作する
iTunesライブラリをコントロールしたい場合は、次の記事もご覧ください。
関連:Apple Watch版「Remote」の使い方1/iTunesを操作する
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