Apple Watchの最も便利な機能は、「通知」と言う人も多いでしょう。
通知そのものは元々iPhoneアプリから発せられたものですので、デフォルトの設定ではApple Watchに届いた通知はiPhoneにも届きます。大事な通知を見逃す確率が減るわけですが、「いっぺんに2つのデバイスに通知が届くのは煩わしい」と感じる人も多いでしょう。しかし、双方のデバイスに届いた通知は、一方で消せば他方も消えます。
通知が届いたら画面の下にある「了解」をタップすると消えます。
画面をスクロールするのが面倒なら、通知を下にスワイプしても「了解」と同じ操作が可能です。
確認する前に通知を連続で受け取っていると、文字盤の上部に赤い点が表示されます。下にスワイプすると、未読の通知が表示されます。
通知を左にスワイプして「消去」をタップすれば消せます。
いくつも通知がたまっている場合は、画面を強く押して「消去」をタップすればまとめて消せます。
iPhoneの「Apple Watch」アプリで「通知」を開きます。最初の「通知インジケータ」は便利なのでオンにしておくと良いでしょう。
これは通知が来たときに、メッセージなどの内容を表示しないように設定できる項目です。詳細は次の記事を参考にしてください。
同じ設定画面で、標準アプリごとに通知をオンオフできます。デフォルトでは「iPhoneを反映」に設定されていますが、基本的にはそのままでOKです。これによりiPhoneと同じ設定で通知が届くようになります。
Apple Watchへの通知を個別に設定したい場合は、その下の「カスタム」を選択することで、「iPhoneには通知されるけど、Apple Watchには通知されない」という設定にすることも可能です。
画面を下にスクロールすると、サードパーティ製アプリが並んでいます。スイッチをオンオフして、通知が必要なアプリだけを選択すると良いでしょう。
→【おすすめ】重要な新着メールだけをiPhoneとApple Watchに通知するように設定するには?
通知が来たら2〜3秒ですぐに返事が必要なものなのか、そうでないかが分かります。後回しにしてもいい用件は、「了解」をタップして頭の外に追い出し、いまやるべきことに集中できるでしょう。逆に、すぐに取りかからねばならない用件なら、iPhoneを取り出すなりして作業に取りかかれば良いわけです。
とはいえ、いったいiPhoneとApple Watchの通知の仕組みはどのようになっているのか、イマイチ分かりにくいのも事実。
そこで、ここではまず通知の仕組みについて説明し、さらにApple Watchに届く通知の処理と設定方法について、総まとめしました。
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Apple Watchに通知が届く条件
「メッセージ」や「カレンダー」などの標準アプリ、「LINE」などサードパーティ製アプリなど、どのアプリからの通知も、次の条件のもと、Apple Watchに届きます。
- Apple Watchが腕に装着され、ロックが解除されているとき
- iPhoneを使用していないとき
たとえば、屋外でiPhoneをカバンにしまって歩いているとき、また屋内ならiPhoneをデスクに置いたまま離席したときなどでしょう。そういう場面で、LINEやメッセージなどの通知が、Apple Watchに転送されて届くわけです。
通知そのものは元々iPhoneアプリから発せられたものですので、デフォルトの設定ではApple Watchに届いた通知はiPhoneにも届きます。大事な通知を見逃す確率が減るわけですが、「いっぺんに2つのデバイスに通知が届くのは煩わしい」と感じる人も多いでしょう。しかし、双方のデバイスに届いた通知は、一方で消せば他方も消えます。
たとえば、Apple Watchに届いた通知を「了解」をタップして消すと、同時にiPhoneへの通知も消えます。同じように、iPhoneのロック画面に表示された通知をスライドして詳細を確認すると、Apple Watchへの通知も消えます。また、iPhoneを開いているときは、上記の条件によってiPhoneのみに通知され、Apple Watchには通知されません。
つまり、上記のような「煩わしさ」はなく、どちらかのデバイスで一度通知を確認するだけになります。二度手間を回避しながら、なおかつ見逃しを防ぐような仕組みになっているわけです。
通知が届いたときの共通操作
通知への操作はアプリによって異なりますが、ここでは共通の操作をまとめました。
通知左上のアプリのアイコンをタップすると、そのアプリが起動します。
通知からアプリを起動する
通知左上のアプリのアイコンをタップすると、そのアプリが起動します。
通知を消す
通知が届いたら画面の下にある「了解」をタップすると消えます。
画面をスクロールするのが面倒なら、通知を下にスワイプしても「了解」と同じ操作が可能です。
たまった通知を消す
確認する前に通知を連続で受け取っていると、文字盤の上部に赤い点が表示されます。下にスワイプすると、未読の通知が表示されます。
通知を左にスワイプして「消去」をタップすれば消せます。
いくつも通知がたまっている場合は、画面を強く押して「消去」をタップすればまとめて消せます。
Apple Watchへの通知の設定方法
iPhoneの「Apple Watch」を利用します。
1.通知インジケータをオンにする
iPhoneの「Apple Watch」アプリで「通知」を開きます。最初の「通知インジケータ」は便利なのでオンにしておくと良いでしょう。
これで、通知があったときに文字盤の上部に赤い点でお知らせしてくれます。
2.通知のプライバシーを設定する
これは通知が来たときに、メッセージなどの内容を表示しないように設定できる項目です。詳細は次の記事を参考にしてください。
3.標準アプリからの通知を設定する
同じ設定画面で、標準アプリごとに通知をオンオフできます。デフォルトでは「iPhoneを反映」に設定されていますが、基本的にはそのままでOKです。これによりiPhoneと同じ設定で通知が届くようになります。
Apple Watchへの通知を個別に設定したい場合は、その下の「カスタム」を選択することで、「iPhoneには通知されるけど、Apple Watchには通知されない」という設定にすることも可能です。
4.サードパーティ製アプリからの通知を設定する
画面を下にスクロールすると、サードパーティ製アプリが並んでいます。スイッチをオンオフして、通知が必要なアプリだけを選択すると良いでしょう。
不要な通知をオフにすることで、Apple Watchのバッテリー節約にもつながります。
なお、「メール」アプリは主要なコミュニケーション手段でありながら、通知の設定方法が複雑で、いくつものパターンが考えられるため、ニーズ別に設定方法を解説しました。必要な方は参考にしてください。
→【おすすめ】重要な新着メールだけをiPhoneとApple Watchに通知するように設定するには?
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