AppleWatchおすすめアプリ14
直営店でApple Watchの販売が開始され、オンラインや量販店でも入手が容易になってきました。ユーザーが増加していると予想されますので、ここでは初心者向けに、おすすめアプリを紹介したいと思います。

発売後2か月間、ひたすらApple Watchを使い続けてきたため、かなりの数のアプリを試してきました。その中でも特に使用頻度の高いものを選んであります。

いったいどんなアプリが便利で、Apple Watchらしい使い方ができるのか、参考にしていただければと思います。

注意点は次の2点です。
  • 手首の上で操作すると腕が疲れるため、Apple Watchには数秒〜数十秒で操作&確認できるアプリが適している。
  • iPhoneとデータをやり取りしているため、動作がもたつくアプリがけっこうある
これらは、現状「当たり前」だと思っていた方がよいです。2015年秋に新しいWatchOS 2が登場する予定で、サードパーティ製アプリのネイティブ化が実現します。その時になれば状況は大きく変わると思いますが、それでも現在「おすすめ」と言えるアプリはけっこうあります。


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1.Yahoo!乗換案内:最寄り駅へのカウントダウンや経路検索が便利!


Apple Watchに対応した乗り換えアプリはたくさんありますが、いくつか試してみて一番便利だと思えたのが「Yahoo!乗換案内」です。iPhoneアプリ自体が非常に多機能なので、すべてを使いこなせているわけではありませんが、Apple Watchで使う場合は次の2つの機能が役に立ちます。
  • 「通勤タイマー」……自宅と勤め先の2駅を登録しておくと、Apple Watch上に次の電車が来るまでの時間をカウントダウン表示する。グランスにも対応。
  • 「乗降アラーム」……検索した経路の「出発」「到着時刻」を通知してくれる。
この2つの機能はたいへん便利です。

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「通勤タイマー」とは、要するに「あと何分で最寄り駅に電車が到着するのか」をリアルタイムで表示してくれる機能です。駅まで歩くとき、急いだ方がいいのか、ゆっくりでもいいのかが、手首の上で一目でわかります。

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「乗降アラーム」は、そのつど検索した経路をアラームをセットできる機能です。出発時刻や到着時刻が近づくと、Apple Watchに通知してくれるだけでなく、おすすめの乗車位置や乗り換えホームの番号まで教えてくれます。

設定はすべてiPhone上で行いますが、設定を終えれば、あとはApple Watchだけで用が済んでしまいます。電車の乗り換えのために、iPhoneの画面を何度も見てしまう人におすすめです。

2.Evernote:メモとリマインダーを兼ねられる万能ノート

メモ系のアプリもけっこうあるのですが、管理人は結局「Evernote」を使っています。

Apple Watchではどのアプリを使っても、メモは「音声入力」から書くことになります。つまり、入力に関してアプリの違いはありません。本体がスリープする前に入力を終えなければならないため、長くても3〜4行程度メモするのが限界です。

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そんな状況でも「Evernote」は、「作成したメモにリマインダーを付ける」という機能があり、これがけっこう便利です。どうせ短いメモしかできないのだから、通知を付けてリマインダー代わりに使おうという発想だと思いますが、Apple Watchに適した使い方ができます。

また、Apple Watch上でノートの一部を閲覧したり検索したりもできるので、iPhoneやパソコンで「Evernote」をよく使っている人には便利だと思います。

3.Amazonアプリ:ほしい物リストへの追加や発送通知が便利

Apple Watch上で商品を検索し、1-Clickで注文できる公式アプリです。手首の上で注文できてしまうので、買いすぎに注意したいところですが、「ほしい物リスト」に追加することもできるため、「買い物メモ」として使うと便利です。

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たとえば、量販店や書店などで気になる商品を見つけたら、手首の上でそれを検索し「ほしい物リスト」に素早く追加できます。あとからiPhoneの「Amazon」アプリを開けば、ゆっくり詳細をチェックできます。

また、iPhoneアプリで「商品お届け通知」をオンにしておけば、注文した商品が発送されると、Apple Watchに通知してくれます。

4.Googleニュース:気になるニュースをSafariへ保存できる

ニュース系のアプリは微妙なものが多いような気がします。どれも、Apple Watchにニュースを全文表示するわけではなく、画像も一部しか表示されません。何より、手首の上で小さな文字を読み続けていると、腕や目が疲れてしまいます。

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そんな厳しい条件でも、「Googleニュース」はそれなりに便利です。アプリを起動すると、現時点でのおすすめのニュースを10個、見出しで表示してくれます。また、グランスにもおすすめのニュースが1つだけ表示されます。

気になるニュースがあれば、画面を強く押して、Safariのリーディングリストに登録できます。これにより、「あとで読みたい」と思ったニュースを保存しておけるわけですね。

5.CalcWatchやCalcbotでApple Watchを計算機にする

計算機&電卓アプリもたくさんありますが、消費税の計算もできる「CalcWatch」が使いやすいと思います。ただ、ボタンを押すのに慣れは必要です。
 

好みにもよりますが、単位変換もできる「Calcbot」も無料なのでインストールしておいても損ではないでしょう。

6.WaterMinder:水分補給をまめに行いたい人におすすめ

ユーザーの体重や年齢をもとに1日に必要な水分摂取量を計算し、定期的に「水分を補給せよ」とiPhoneおよびApple Watchに通知してくれるアプリです。

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Apple Watchではその日どれだけ水分を補給したのかグラフで確認でき、水を飲んだら記録することもできます。非常に使いやすく、Apple Watchらしいアプリといえます。熱中症が気になる夏場は特におすすめなアプリです。


7.BitList:Apple Watchでリマインダーが使えるアプリ


「リマインダー」アプリは、なぜかApple Watchにはインストールされていません。しかし、この「BitList」を使えば、iPhoneの「リマインダー」に登録してあるタスクを閲覧したり、実行済みにすることができます。

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グランスにも対応しているので、手首の上からすぐにタスクを確認できるのが便利です。買い物リストなどを表示させておくと、かなり使えます。


8.アメミル:雨雲の接近を手首の上にお知らせ

登録したエリアに雨雲の接近があると、Apple Watchに通知してくれるアプリです。

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梅雨や夏場など、雨の多い季節にはかなり重宝します。傘を持っていくかどうか、外出するかどうかの目安になります。


9.Nike+Running:いち早く対応した多機能ランニングアプリ

ランニング系アプリも多数ありますが、Apple Watchで使うなら「Nike+Running」がおすすめです。

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多機能なのはもちろんですが、安定して使えます。次の記事でレビューをしていますのでご参考に。


10.Cyclemeter:多機能すぎるサイクリングアプリ

自転車にあまり詳しくないのですが、ど定番の「Cyclemeter」を使ってみたところ、その多機能さに驚かされました。

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バージョンアップが頻繁に行われているため、WatchOS 2のネイティブ化が早く実現して欲しいアプリの1つです。


何だかんだいって、標準アプリは便利

サードパーティ製アプリは動作がもたつくことが多いのですが、標準アプリはしっかりしています。特に、管理人が好んで使うのが「ワークアウト」です。

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仕事の合間などに、「ちょっと体を動かしたい」といったとき、「ウォーキング」を選択し、20分ぐらい歩くわけです。何度かiPhoneと同期させれば、Apple Watch単体でも歩幅が補正され、距離を計測できますので、ちょっと近所を手ぶらで歩きたいときなどには便利です。

Apple Watchワークアウトの使い方 

その他、「カレンダー」「マップ」「タイマー」「アラーム」などもよく使います。何だかんだいって、標準アプリは動作がしっかりしている上、Siriからも操作できますので、使い勝手が全然違うのです。「リマインダー」はSiriからタスクを追加できます。

Apple Watch標準アプリについては、当ブログの総合ページに見出しをつけてまとめましたので、気になる記事をチェックしてみてください。


今秋登場予定のWatchOS 2によって、サードパーティ製アプリがネイティブ化されれば、動作や機能が大きく改善されると期待されます。すべてのアプリが標準アプリ並みに、きびきび動くようになれば、Apple Watch自体の使い勝手もだいぶ変わってくるはずです。


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