Apple Musicは3ヶ月間無料で利用できますが、使い方が難しくて「以前の環境に戻したい」と思う方もいるでしょう。
そこでここでは、無料トライアルメンバーシップに参加したiPhoneユーザーが、昔のようにiTunesとケーブルで曲を同期するスタイルに戻す方法を紹介します。
既にiOS 8.4、iTunes 12.2以降の環境にアップデートされていますので、完全に元には戻せませんが、パソコンから曲を同期する方法や、iTunes Storeで購入した曲を管理する方法などは、以前と同じやり方に戻せます。
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【Step1】メンバーシップの自動更新をオフにする
まず、無料トライアル終了後に、Apple Musicの月額利用料を自動課金されないように設定します。やり方は次の記事にありますので、参考にしてください。
これで、忘れた頃に3か月経っても、支払い請求されないので安心です。
【Step2】iPhoneを元の環境に戻す
続いて、iPhoneを元の環境に戻します。
「Apple Music」をオフにする
「設定」アプリで「ミュージック」を開き、「Apple Musicを表示」をオフにします。
これにより、「For You」と「New」の部分が消え、数百万曲にアクセスできなくなり、オススメのプレイリストも表示されなくなります。
「iCloudミュージックライブラリ」をオフにする
続いて、同じ設定画面にある「iCloudミュージックライブラリ」をオフにします。
これにより、iCloudに保存されている曲が非表示になります(もともと、iTunesと同期していた曲はパソコンに保存されているため、所有している曲が消えるわけではありません)。
「ミュージック」アプリを起動して確認する
「ミュージック」アプリを開くと、「My Music」の曲が変化したのがわかります。iCloud上にあった曲が非表示になり、iTunesから同期した曲とiTunes Storeで購入した曲だけが表示されるようになりました。
さらに、下段のメニューも変化しています。「My Music」と「プレイリスト」は、以前の「ミュージック」アプリと同じような感覚で使えます。また、左上のアイコンをタップして、Apple IDからサインアウトしなければ、「Radio」と「Connect」も引き続き使えます。
iPadやiPod touchなど他のデバイスも同様の手順で、元の環境に戻せます。
【Step3】iTunesを以前の環境に戻す
続いて、iTunesを元に戻します。
「Apple Music」をオフにする
メニューから「設定」を開き、「一般」タブを開きます。ここで「Apple Musicを表示」のチェックを外し、続けて表示されるダイアログで「Apple Musicを隠す」をクリックします。
自動的に、その下の「iCloudミュージックライブラリ」もオフになりますので、「OK」を押して設定を閉じます。
iPhoneと同じように、Apple IDからサインアウトしない限り、「Radio」と「Connect」は引き続き使えます。
iPhoneに楽曲データを同期する
iTunes Storeで購入した曲は、Apple IDからサインアウトしなければ、iTunesにもiPhoneにもライブラリに自動表示され、ストリーミング再生およびダウンロードが可能です。
まとめ:実際にオンオフするのは簡単です
今回は、Apple Musicをオフにして元の環境に戻す方法を紹介しましたが、けっこう簡単でしたね。
無料期間のうちにApple Musicを再開したくなったら、もう一度iPhoneとiTunesの「Apple Music」と「iCloudミュージックライブラリ」をオンにするだけでOKです。実際、オンオフはとても簡単です。
ただし、iTunes Storeで購入した曲が表示されなくなると困るので、「ミュージック」アプリやiTunesではApple IDからサインアウトしないで使うのが便利だと思います。
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コメント
コメント一覧 (2)
こちらを参考にさせていただきました。本当にありがとう。