量販店で見かけて、「薄くて軽い」のが気に入り、Apple Musicを聴くのにちょうどいいかなと思い、購入してみました。
量販店では、Apple Watchの時と同様、モデル別に在庫のあり・なしが掲示されており、これによれば人気モデルは64GBで、カラーはスペースグレイ、ゴールド、シルバーであることが窺えます。
32GBのモデルが欲しかったのですが、在庫がピンクとブルーしかなかったため、直営店まで足を運び、「Product RED」バージョンを購入することになりました。REDバージョンは、Apple公式サイトまたは直営店のApple Storeみで販売されています。
32GBのモデルが欲しかったのですが、在庫がピンクとブルーしかなかったため、直営店まで足を運び、「Product RED」バージョンを購入することになりました。REDバージョンは、Apple公式サイトまたは直営店のApple Storeみで販売されています。
というわけでこの記事では、新型iPod touchの開封レポート、概観やパッケージ内容、スペックなどの基本情報をまとめてみます。
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第6世代iPod touchのパッケージと付属品
透明プラスチックのパッケージは第5世代と似ています。iPhoneのように、化粧箱に入っているわけではありませんが、いかにもiPod touchだなと懐かしい気持ちになりました。
パッケージの中身、付属品はイヤホン、Lightningケーブル、簡易説明書、Appleロゴのシール、そして本体です。
アクティベーション(初期設定)方法は、iPhoneと同じです。画面の指示に従い、言語環境、Wi-Fi、位置情報の許可、iCloudやApple IDをセットすると使えるようになります。
アクティベーションが終わった第6世代iPod touch。大きさも重さも第5世代iPod touchと同じです。iPhoneと比較すれば5シリーズと似ています。
第6世代iPod touchの各部をクローズアップ
裏面を見てみましょう。カラーバリエーションごとに、背面はそのカラー色で統一されます。プロダクトREDは、若干暗めの赤=ワインレッドをしているので、上品な感じがします。
各パーツの配置としては、旧iPod touchと同様、底面にスピーカー、Lightningコネクタ、イヤホンジャック。側面に音量ボタンが配置されています。また、ストラップを付けるためのパーツはなくなりました。
スリープボタンも旧型と同様、上部に配置されています。
本体サイズが近い、iPhone 5sと厚さを比べてみました。1.5mmの差があり、かなり薄いです。
厚さ比較
- iPhone 5s:7.6 mm
- iPhone 6:6.9 mm
- iPhone 6 Plus:7.1 mm
- iPod touch 6:6.1mm
手持ちのiPhone 6 Plus、iPhone 5sと比べてみました。第6世代iPod touchが左端です。
Retinaディスプレイと本体のサイズは、現行モデルのiPhone 5sに近いイメージです。
iPhone 6シリーズと比べて本体が小さいため「片手操作」が可能です。ディスプレイのすみずみまで、指が届きます。薄くて軽く、楽に操作できます。
重量比較
- iPhone 5s:112 g
- iPhone 6:129 g
- iPhone 6 Plus:172 g
- iPod touch 6:88 g
第6世代iPod touchのスペックと価格
以下、新型iPod touchのスペックをまとめます。
表面パーツ配置
裏面パーツ配置
スペック
- メインチップ……A8チップ(1.13GHz)
- サブチップ……M8モーションコプロセッサ
- メモリ……1GB
- ストレージ……16GB、32GB、64GB、128GB
- ディスプレイ……4インチRetina(1,136 x 640 pixel、326ppi)
- iSightカメラ……8メガピクセル、f2.4
- FaceTimeカメラ……1.2メガピクセル、f2.2
- 高さ……123.4mm
- 幅……58.6mm
- 厚さ……6.1mm
- 重量88g
- バッテリー……音楽再生:最大40時間、ビデオ再生:最大8時間
価格
- 16GB:24,800円(税込 26,784円)
- 32GB:29,800円(税込 32,184円)
- 64GB:36,800円(税込 39,744円)
- 128GB:48,800円(税込 52,704円)
※128GBモデルは、Apple公式サイトと直営店のApple Storeでのみ販売
カラーバリエーション
- スペースグレイ
- ゴールド
- シルバー
- ピンク
- ブルー
- レッド
チップはiPhone 6&6 Plusと同じ「Apple A8」と「M8モーションコプロセッサ」を搭載。第5世代iPod touchに比べて、「GPUパフォーマンスが最大10倍」「CPUパフォーマンスが最大6倍」となっています。
モーションコプロセッサ「M8」を搭載したことで、「ヘルスケア」アプリに歩数と移動距離を表示できるようになりました。
ディスプレイ解像度は、iPhone 5&5c&5sと同様。また、バッテリー持続時間はこれまでと同様です。
参考:Geekbenchのテスト結果
シングルコアマルチコア
総合的にiPhone 5sに近いパフォーマンスを発揮していることがわかります。ただ、プロセッサ&コプロセッサが6シリーズと同じなので(クロックは低いものの)、一概に比較できませんが、現行モデルに匹敵する、また使用シーンによってはそれを上回るパフォーマンスを発揮することもあると思います。
iSightカメラとFaceTimeカメラが進化
撮影モードは現行モデルの6&6Plusと同じように、「タイムラプス」「スローモーション(120fps)」「HDビデオ撮影(1080p/30fps)」「写真」「スクエア」「パノラマ(最大43メガピクセル)」が選択可能です。
スペック的には、5sとほぼ等々。5sのスペック、f2.2、True Toneフラッシュ搭載、自動手ぶれ補正付き……という部分を除けば、ほとんど同じです。
FaceTimeカメラのf値は2.2と、5sより明るくなっています。1.2メガピクセルの写真の撮影と、720p HDビデオの撮影も可能です。
現行のiPhoneにかなり近いスペックまで押し上げられ、同じ撮影モードが利用できるため、格段にカメラの使い勝手が向上しています。
まとめ:第6世代iPod touchを1週間使ってみて
ファーストインプレッションの通り「薄くて軽い」のが最大の魅力です。iPhone 5シリーズと同じディスプレイサイズでありながら、スペック的には5sに匹敵するパフォーマンスを示しています。
それでいて、非常に薄くて軽く、使いやすい。
価格が安いので、Apple Musicの音楽をダウンロードして、通勤時間などにオフライン再生したり、ゲームをプレイするのに便利です。
関連:新型iPod touch(第6世代)のおすすめの使い方
また、FaceTimeの設定で「iPhoneでの通話」をオンにしておくと、同じiCloudアカウントを登録しているiPhoneへの着信および通話をiPod touchで行うことも可能です。
関連:新型iPod touch(第6世代)のおすすめの使い方
また、FaceTimeの設定で「iPhoneでの通話」をオンにしておくと、同じiCloudアカウントを登録しているiPhoneへの着信および通話をiPod touchで行うことも可能です。
iPhoneのサブ機として、iPod touchを使っていた方には、かつての使用スタイルプラスアルファの楽しみ方ができるのではないでしょうか。
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