Geekbenchシングルコア
「Geekbench 3」のシングルコアのスコア。iPhone 5sとほとんど同じ。
Geekbenchマルチコア
「Geekbench 3」のマルチコアのスコア。これもiPhone 5sに匹敵するレベルです。
Apple Musicは数百万曲が聴き放題になる新しいサービスです。会員なら、それらの曲をiPod touchにダウンロードしてオフラインで聴くことができます。
こちらは「iBooks」の電子書籍です。あらかじめWi-Fi接続時に、雲のマークをタップして書籍をダウンロードしておけば、オフラインで読めます。
こちらは「Kindle」の電子書籍です。Amazonアカウントでログインすれば、購入済みの電子書籍が表示されますので、あらかじめWi-Fi接続時などに読みたい物をダウンロードしておきましょう。開いているページの同期はできませんが、ネットに繋げば同期されます。
第6世代iPod touchは、カメラの画素数は800メガピクセルで、現行モデルのiPhoneと同じです。タイムラプス動画やパノラマの撮影なども同じように利用できます。
第6世代iPod touchで撮影したパノラマ。
スコアなどはオンラインになったときに、GameCenterに保存されますし、電話に邪魔される心配もありません。
ただし最近のゲームは常に通信が発生することが多いので、快適に遊ぶにはiPhone経由でテザリングするのがオススメです。写真は「メビウスFF」。
また、相手の音声はiPod touchの底面スピーカーから流れ、こちらの音声は背面のマイクが拾います。そのため、必ずしもiPhoneように快適に通話できるわけではありません。スピーカーフォンを前提とした、FaceTimeのようなビデオ通話が適していると思われます。
「設定」アプリ→「FaceTime」で「iPhoneでの通話」をオンにすると、iPhoneの携帯番号を経由して、iPod touchで着信&通話が可能です。ただし、スピーカーフォンになります。
「LINE」での通話やトークも可能です。ただし、同時に2つのデバイスでLINEアカウントを使用できないため、iPod touchにアカウントをセットすると、iPhoneでLINEが使えなくなるので注意してください。いちおう、「できることはできる」ぐらいに考えておいた方がいいかも。
「Geekbench 3」のシングルコアのスコア。iPhone 5sとほとんど同じ。
Geekbenchマルチコア
「Geekbench 3」のマルチコアのスコア。これもiPhone 5sに匹敵するレベルです。
価格が安く、薄くて軽くコンパクト。スペック的にも現行モデルに迫る勢い。大型化したiPhone 6シリーズのサブ機として使うにも、「iPod」と名の付くように、メインの音楽プレーヤーとして使うにも便利でしょう。
もちろん、弱点もありますが、工夫次第ではけっこういろいろなことができるデバイスです。
この記事では、iPhoneとiPod touchの違いを確認した上で、第6世代iPod touchをどのように使ったら便利なのかを考えてみました。
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iPhoneにできて、iPod touchにできないこと
まずはiPhoneとの違いを見ていきましょう。
iPod touchでは利用できない機能
- 電話
- モバイルデータ通信
- GPS※
- Touch ID
- 上った階段の数(ヘルスケア)
- Apple Watchとのペアリング
……など。
※iPod touchの位置情報は、Bluetoothおよびその地域のWi-Fiネットワークから得られる情報をもとに判断されます(Wi-Fiをオンにしている場合)。
基本的には、Wi-Fi版のiPadと似たようなもの、それでいて超コンパクトと考えておけば、イメージしやすいのではないでしょうか。
すべて確認したわけではありませんが、上記以外のものはたいてい利用できます。ゲームやSNSなど、インターネットに接続されていないと利用できないアプリの場合は、iPhoneのテザリングやWi-Fiなどに接続されている必要があります。
第6世代iPod touchのおすすめの使い方
モバイルデータ通信が利用できないため、基本的にはオフラインで楽しめるコンテンツが向いています。ただし、ネットに接続できなくても、iPhoneのテザリングやモバイルWi-Fiルータを利用することで、その弱点を補うことができるでしょう。
1.ミュージック
「iPod」と名の付くとおり、iPod touchは音楽を楽しむのにぴったりなデバイスです。
64GBモデル以上なら、iTunesから曲をたっぷり同期できますし、Apple Musicを利用している場合は、あらかじめ曲をダウンロードしておくことで、オフラインで音楽を楽しむことができます。
64GBモデル以上なら、iTunesから曲をたっぷり同期できますし、Apple Musicを利用している場合は、あらかじめ曲をダウンロードしておくことで、オフラインで音楽を楽しむことができます。
Apple Musicは数百万曲が聴き放題になる新しいサービスです。会員なら、それらの曲をiPod touchにダウンロードしてオフラインで聴くことができます。
薄くて軽いので、携帯音楽プレーヤーとして活用するのに適しています。iPhoneのテザリングを利用すれば、楽曲をストリーミング再生で楽しむことも可能です。
Apple Musicの使い方はiPhoneとまったく同じですので、気になる方は当ブログのまとめ記事をご覧ください。サービスの開始から活用法まで幅広く記事を掲載しています。
2.電子書籍
これもかなりおすすめできます。「iBooks」や「Kindle」で購入した電子書籍をiPod touchにダウンロードしておけば、オフラインで読むことができるため、通勤・通学時間を有意義に過ごすことができるでしょう。
こちらは「iBooks」の電子書籍です。あらかじめWi-Fi接続時に、雲のマークをタップして書籍をダウンロードしておけば、オフラインで読めます。
こちらは「Kindle」の電子書籍です。Amazonアカウントでログインすれば、購入済みの電子書籍が表示されますので、あらかじめWi-Fi接続時などに読みたい物をダウンロードしておきましょう。開いているページの同期はできませんが、ネットに繋げば同期されます。
3.写真とビデオ
第6世代iPod touchは、iSightカメラも進化しています。高画質になっただけでなく、薄くて軽いので、コンパクトカメラのようにして使うと便利でしょう。
第6世代iPod touchは、カメラの画素数は800メガピクセルで、現行モデルのiPhoneと同じです。タイムラプス動画やパノラマの撮影なども同じように利用できます。
第6世代iPod touchで撮影したパノラマ。
iPhone 6 Plusなどはカバンから取り出すのが面倒ですが、iPod touchならポケットに入れていても、かさばりません。さっと取り出して、撮りたいときにすぐ撮れるのが強みです。
4.ゲーム
オフラインで遊べるゲームなら、大容量のiPod touchがぴったりかもしれません。
スコアなどはオンラインになったときに、GameCenterに保存されますし、電話に邪魔される心配もありません。
ただし最近のゲームは常に通信が発生することが多いので、快適に遊ぶにはiPhone経由でテザリングするのがオススメです。写真は「メビウスFF」。
また、ゲームデータの更新がある場合は、パケットデータの節約のために、Wi-Fiに接続して行う方がいいでしょう。
5.コミュニケーション
iCloudを経由して、FaceTimeによるビデオ&音声通話、iMessageによるメッセージのやり取りが利用可能です。もちろん、TwitterやFacebookも利用できます。ただし、コミュニケーション系アプリは、ネット接続が前提のため、iPhoneでテザリングするか、Wi-Fi接続が必要でしょう。
また、相手の音声はiPod touchの底面スピーカーから流れ、こちらの音声は背面のマイクが拾います。そのため、必ずしもiPhoneように快適に通話できるわけではありません。スピーカーフォンを前提とした、FaceTimeのようなビデオ通話が適していると思われます。
「設定」アプリ→「FaceTime」で「iPhoneでの通話」をオンにすると、iPhoneの携帯番号を経由して、iPod touchで着信&通話が可能です。ただし、スピーカーフォンになります。
「LINE」での通話やトークも可能です。ただし、同時に2つのデバイスでLINEアカウントを使用できないため、iPod touchにアカウントをセットすると、iPhoneでLINEが使えなくなるので注意してください。いちおう、「できることはできる」ぐらいに考えておいた方がいいかも。
その他、Skypeも利用できます。LINEと違い、端末制限がないので、インストールしておくと便利かもしれません。
まとめ:ネット接続環境さえあればiPhoneと変わらない
こうして、おすすめの使い方をピックアップしてみると、ネットに接続されていれば、なんとかiPhoneと変わらない使い方ができるのが分かります。
モバイルWi-Fiルータを利用している方なら、ゲーム、音楽、電子書籍といったコンテンツを楽しむときに、ほとんどiPhoneとの違いを意識することはないかもしれません。
また、AndroidなどでMVNOのSIMカードを利用していて、データ通信量に余裕がある方も、iPod touchをテザリングすると便利でしょう。もともとの通信量が格安のため、値段の安いiPod touchをiPhone代わりに使い、iOSアプリを楽しむーーという選択肢になり得るのではないでしょうか。
関連:新型iPod touch(第6世代)の基本情報まとめ〜付属品、スペック、価格をチェック
関連:新型iPod touch(第6世代)の基本情報まとめ〜付属品、スペック、価格をチェック
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コメント
コメント一覧 (3)
当方,classic 160GB を所有してましたが
iTunesと同期しなくなり困っていました。
iTunesがフリーズします。
もう商品開発に忙しく、過去の顧客を大事にしないので
iPodをやめてSONYかFiioにしようかと思ってました。
128GBもあるならば、Classicの遺産を活用出来るので、
購入を前向きに検討したいと思います。
有意義な情報をありがとうございました。
そうですね、今考えるとiPod Classicは「大容量」でした。
iPod touch も6世代目にして、100GB超えを果たしたので、iPodらしい使い方ができるのではないでしょうか。