Apple Musicが登場して以来、iPhoneの「ミュージック」アプリおよび、iTunesの使い方が大きく変化しました。それまでiTunes経由で曲を同期していたのに対し、クラウド経由で曲を同期する「iCloudミュージックライブラリ」が登場しました。
これにより、プレイリストの使い方もガラリと変化しました。iPhoneやiPadといった異なるデバイス間でワイヤレスで同期できるようになっただけでなく、TwitterやFacebook経由でシェアできるようにもなりました。
ここではiPhone「ミュージック」アプリを例にしながら、Apple Musicにおけるプレイリストの使い方を、次の順番で総まとめします。
- プレイリストの新規作成と編集
- Geniusプレイリストの作成
- ダウンロード、シェアなどの操作方法
なお、プレイリストを複数のデバイス間で同期する方法については、次の記事を参考にしてください。
※2016年1月30日、デバイス間での同期方法を別記事に分割しました。
※2016年1月17日、iOS 9.2で検証して訂正。Geniusプレイリストの記事を追加しました。
※2016年1月17日、iOS 9.2で検証して訂正。Geniusプレイリストの記事を追加しました。
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1. オリジナルのプレイリストを新規作成&編集する
まずは新しくなったiPhoneの「ミュージック」アプリから直接オリジナルのプレイリストを作成する方法を紹介します。
1-1.プレイリストを新規作成
iPhoneの「ミュージック」アプリで「My Music」→「プレイリスト」と開き、「新規」をタップします。
プレイリスト名や説明を入力し、「曲を追加」をタップします。
1-2.楽曲を追加する
iPhone内の楽曲からプレイリストに追加したい曲を選び、「+」をタップして追加します。いくつも追加できます。
1-3.完了をタップ
最後に右上の「完了」をタップすれば、プレイリストが新規作成されます。iPhoneで作成したプレイリストは、iCloud経由で他のデバイスにも同期されます。
なお、左上のカメラのマークをタップすると、写真を撮影するかカメラロール内にある写真をアートワークに設定できます。
1-4.プレイリストを編集する
編集したいプレイリストを開き、「編集」をタップします。
タイトルと説明を書き換えることができます。
右端の「三」のようなボタンをドラッグすると順番を入れ替えられます。また、「+」をタップすると新しい曲を追加でき、「−」をタップすると曲を消去できます。
終わったら右上の「完了」をタップすれば保存され、編集した結果はiCloud経由で他のデバイスにも同期されます。
右下「My Music」→「ライブラリ」を開き、その中から「これを元にプレイリストを作成したい」 というお気に入りの1曲を選び、「・・・」→「Geniusプレイリストを作成」をタップします。
ただし、「ライブラリ」内に関連曲が少ないと、このような表示が出て作成できません。ライブラリにある程度まとまった数の曲が入っている必要があります。また、どの曲からもGeniusプレイリストが作成できるわけではないようです。
上手くいくと、関連曲を元にプレリストが作成されます。これは右下「My Music」→「プレリスト」に自動的に追加され、通常のプレイリストと同じように編集も可能です。
2. Geniusプレイリストを作成する
Geniusプレイリストとは、お気に入りの曲を1つ選ぶだけで、関連曲を元に自動的にクールなプレイリストを作成してくれる機能です。自分でプレイリストを作成するのが面倒な場合、この機能を使うと思わぬ組合せができて楽しいです。2-1.元となる曲を1つ選択する
右下「My Music」→「ライブラリ」を開き、その中から「これを元にプレイリストを作成したい」 というお気に入りの1曲を選び、「・・・」→「Geniusプレイリストを作成」をタップします。
ただし、「ライブラリ」内に関連曲が少ないと、このような表示が出て作成できません。ライブラリにある程度まとまった数の曲が入っている必要があります。また、どの曲からもGeniusプレイリストが作成できるわけではないようです。
2-2.Geniusプレイリストが自動作成される
上手くいくと、関連曲を元にプレリストが作成されます。これは右下「My Music」→「プレリスト」に自動的に追加され、通常のプレイリストと同じように編集も可能です。
3. ダウンロードやシェアなど様々な操作を行う
プレイリストを開いたときに、表示される「・・・」をタップすると、メニューからさまざまな操作が可能です。
詳細は以下順番に説明します。
詳細は以下順番に説明します。
曲を端末にダウンロードする
メニュー左上の雲のマークをタップすると、プレイリスト内の曲をすべて端末にダウンロードします。
これにより、iPhoneやiPod touchがネットに接続されていなくても、曲を聴くことができるようになります。機内モードでも再生OKです。
プレイリストをラブする
ハートマークをタップして、プレイリストをラブすることができます。これにより、For Youのおすすめが自分好みに改善されます。
プレイリストをシェアする
メニュー右上の[↑]をタップすると、プレイリストをメール、メッセージ、Twitter、Facebook、LINEなどでシェアすることができます。
たとえばFacebookに投稿した場合はこのように表示されます。投稿されたプレイリストにはiTunesのリンクが貼り付けられ、フォローしている友だちがそれをタップすると……
……「ミュージックアプリ」が起動して、自分のライブラリに取り込むことができます。
プレイリスト内の曲がApple Musicライブラリにあれば、その人のデバイスにもまったく同じように表示されます。iTunesからアップロードした曲でApple Musicにない曲は表示されません。
プレイリストを再生リスト(キュー)に追加する
「次に再生」をタップすると、再生リスト(キュー)の先頭にプレイリスト内の曲を丸ごと追加します。「“次はこちら”に追加」をタップすると、再生リストの後尾にプレイリスト内の曲を丸ごと追加します。
これらの機能について詳しく知りたい方は次の記事を参考に。
他のプレイリストに曲を追加する
「プレイリストに追加」をタップすると、他のプレイリストに現在開いているプレイリスト内の曲を丸ごと追加します。プレイリスト同士を結合したい場合に便利です。
マイミュージックから削除する
「マイミュージックから削除」をタップすると、このプレイリストを削除します。
補足:プレイリストの表示方法を切り替える
iPhoneなどで「プレイリスト」を開いている時、「すべてのプレイリスト」をタップすると、このようなメニューが表示され、My Music内に表示するプレイリストをソートできます。
- すべてのプレイリスト……すべてのプレイリストを表示します。デフォルトで選択されています。
- Apple Musicプレイリスト……For Youでおすすめされたプレイリストのうち、My Musicに追加したもののみ表示します。
- マイプレイリスト……ユーザーが独自に作成したプレイリスト、もともとiTunesで作成していて同期されたプレイリストなどを表示します。
- オフライン再生可能な項目……オンにすると、上記で選択したプレイリストの中から、端末にダウンロードされた曲が入ったプレイリストのみ表示します。
まとめ
Apple Music、iCloudミュージックライブラリを利用している人を想定した新「ミュージック」アプリのプレイリスト活用法をご紹介しました。
いろいろとややこしいことになっているサービスで、説明するのはけっこう大変なのですが、使っているうちに慣れてきます。分からなくなったら、また必要なところだけでも参照ください。
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コメント
コメント一覧 (1)
おかげさまであっという間にできました。
ありがとうございます!