2015年10月30日、第4世代Apple TVが発売されました。

第3世代から約3年半ぶりに登場した新モデルです。私は発売日に、直営店のApple Storeにて店頭デモをチェックし、32GBモデルを購入することにしました。

第4世代Apple TVには2つのモデルがあります。


リンク：Apple公式サイト 

買うかどうか迷っている方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

参考：新型Apple TV（第4世代）の新機能、旧モデルとの違い、共通点を総まとめ

ここでは買う予定、または買ったばかりの人に向けて、パッケージの中身、付属品、そして初期設定の手順を紹介します。

パッケージの中身は、次の通りです。HDMIケーブルは別売りなので、別途用意する必要があります。
 

リモコンはLightningケーブルを尻のコネクタに差しこみ、パソコンやiPhone用のUSB電源アダプタに接続して充電します。iPhoneやiPod touchのLightningケーブルも代用可能です。

Appleによれば、「1回の充電で数か月持続」するとのこと。一般的な使用で、年に数回も充電すればよいそうです。

パッケージ開封後のリモコンには十分な電池があり、しばらく充電しなくてもよさそうです。

Apple TVの設定は、画面の指示に従うだけなので簡単です。別売りのHDMIケーブルを用意しておきましょう。また、Wi-Fiまたは有線LANのインターネット接続が必要です。

第4世代Apple TVは、iOS 9.1以降のiOSデバイス（iPhoneなど）の設定を流用して、簡単にセットアップできます。以下はその方法を紹介します。

付属の電源ケーブルと別売りのHDMIケーブルを背面に接続します。HDMIケーブルの反対側をテレビに接続して、入力を切り替えるとApple TVの設定画面が表示されます。

iPhoneなどでお馴染みの設定画面が表示されます。リモコンのTouchサーフェスを利用して、画面の指示に従っていきます。

参考：Apple TV用リモコン「Siri Remote」の使い方 

途中、Apple TVの設定方法を選択します。「デバイスで設定」はiOS 9.1以降のiOSデバイスの設定を流用し、Apple IDとWi-Fiを自動的に設定するので楽です（iPad 2は利用不可）。「手動で設定」はApple TVのリモコンでApple IDなどを入力するため面倒です。

ここでは入力の手間が省ける「デバイスで設定」を選択しました。

iPhoneを例にします。

コントロールセンターでBluetoothをオンにします。

すると「Apple TVを設定しますか？」とダイアログが出るので「続ける」をタップ。この時の操作は、Apple TVの近くで行ってください。

自動的にiPhoneに設定してあるWi-FiがApple TVにも設定されます。

続いて、既にiPhoneに設定されているiCloudアカウントが表示されるので、パスワードを入力して「OK」をタップします。

同じく既にiPhoneに設定されているiTunes Storeアカウントが表示されるので、パスワードを入力して「OK」をタップします。

iTunes StoreのパスワードをApple TVに保存するかどうか選択します。

最後に、アップルのサポートに使用状況を送信するかどうか選択（通常は「いいえ」）したら完了です。

あとはApple TV側の画面の指示に従えばOKです。

「位置情報サービス」はオンに、「Siriを使用」を選択しておくと、あとあとSiri Remoteを使う上で便利です。

「世界を見よう」というスクリーンセーバーは1ヶ月あたり600MBの美しい映像をダウンロードして表示しますが、アプリをたくさんインストールしたい方は「今はしない」にしておいたほうが無難かもしれません。

最後に、アップルに診断と使用状況を送信するか選択し（通常は「送信しない」）、利用規約に同意すれば設定完了です。

お疲れ様でした。

Apple IDが自動設定されるので、すぐにストアを利用できる

iOSデバイスを利用してセットアップを行うと、Apple TVに各アカウントが自動設定され、すぐにストアで買い物ができます。


各アカウントは、「設定」→「アカウント」で確認できます。 iCloud、iTunes、App Store、GameCenterのApple IDが自動的に設定されていますね。


「iTunesとApp Store」を開くと、メインのアカウントがファミリー共有の管理者だった場合、家族のApple IDも自動的に設定されます。これは楽。

さらなる使い方については、当ブログApple TVの目次を参考にしてください。

→  Apple TV 使い方 目次