Apple MusicはiOS 8.4、iTunes 12.2以降で利用できる音楽配信サービスです。2015年7月1日のサービス提供開始以後、いくつかのバージョンアップを経て、機能改善がなされてきました。
バージョンアップしたといっても、基本的な使い方は、ほとんど変わっていません。しかし、なるべく最新情報をフォローしたいため、当ブログのコンテンツも近く、iOS 9.2&iTunes 12.3以降への対応へと「全面改訂」する予定でいます。
そこで、まず手始めに、Apple Musicへの機能改善が盛り込まれたiOSの最新バージョン9.2において、具体的にどの部分が改善されたのかをレポートします。
既に、多くの人が9.2にアップデートしているので今さらの情報ですが、全面改訂へのウォーミングアップにメモすることにしました。
既に、多くの人が9.2にアップデートしているので今さらの情報ですが、全面改訂へのウォーミングアップにメモすることにしました。
なお、この記事はApple Musicのメンバーシップに登録していることが前提です。登録方法については次の記事を参考にしてください。
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iOS 9.2におけるApple Musicの機能改善
2015年12月9日にリリースされたiOS 9.2では、Apple Musicおよび「ミュージック」アプリにおいて、次のような機能改善が盛り込まれています。
Apple Musicの機能改善
- 曲をプレイリストに追加するときに、新しいプレイリストを作成できます
- 曲をプレイリストに追加するときに、最後に変更したプレイリストが先頭に表示されます
- iCloudダウンロードボタンをタップして、iCloudミュージックライブラリからアルバムやプレイリストをダウンロードできます
- “マイミュージック”と“プレイリスト”で、曲がダウンロードされているかどうかを示すダウンロードインジケータが各曲の横に表示されます
- Apple Musicカタログでクラシック音楽をブラウズするときに、作品、作曲者、演奏者が表示されます
iOSのアップデート方法についてわからない人は、次の記事を参照してください。アップデート前に、上記のリリースノートも見ることができます。
というわけで以下、iOS 9.2で施された改善点を1つずつ紹介していきましょう。
曲をプレイリストに追加するとき、新しいプレイリストを作成できるようになった
iPhoneの「ミュージック」アプリ内の「My Music」および「プレイリスト」に登録されている曲を既存のプレイリストに追加しようとすると、その操作のついでに新規プレイリストを作成できるようになりました。
「My Music」や「プレイリスト」を開き、プレイリストに追加したい曲の右側にある「・・・」をタップします。
「プレイリストに追加」をタップします。
プレイリスト追加の画面が表示されますが、上部に「+新規プレイリスト」という項目が追加されています。これがiOS 9.2で改善された機能の1つです。
タップすると、最初に選択した曲をもとにして、新規プレイリストがダイレクトに作成できます。
曲をプレイリストに追加するとき、最後に変更したプレイリストが先頭に表示される
これも改善点の1つです。上記の操作をして、曲をプレイリストに追加しようとすると……
……つい最近編集したプレイリストが一番上に表示されます。
これら改善によって、プレイリスト作成時のユーザビリティが向上したと思います。
iCloudダウンロードボタンから曲をダウンロードできる
iOS 9.1までだと、iPhoneへ曲をダウンロードするさい、「オフラインで再生可能にする」というメニューをタップする必要があったのですが、それがiCloudのマークに変わり、わかりやすくなりました。また、ダウンロードの進捗および完了の表示方法も変わり、これもわかりやすくなっています。
「My Music」や「プレイリスト」内のアルバムを開くと、上部にiCloud(雲)のマークが表示され、タップするとアルバムを丸ごとiPhoneにダウロードできます。
1曲単位でダウンロードしたい場合は、曲の右側にある「・・・」をタップして雲のマークをタップすればOKです。
ダウンロードインジケータが改善された
iCloudマークをタップしてダウンロードが始まると、その場で進捗および完了をインジケータで確認できるようになりました。
iPhoneへの曲のダウンロードが始まると、進捗がアイコンで表示されます。ダウンロードが終わったものは、iPhoneマークがつくのでわかりやすくなりました。これらはオフライン再生が可能です。
Apple Musicのクラシック音楽をブラウズすると、作品、作曲者、演奏者が表示される
この機能改善については、ちょっとよくわかりません。iOS 9.1と最新版9.2でモーツアルトやベートーヴェンを確認したのですが、違いがまったくわかりません。
左がiOS 9.1(旧)、右が9.2(新)。どちらも「作品、作曲者、演奏者」が表示されている。
というわけで、iOS 9.2におけるApple Musicの改善点をまとめました。基本的な使い方はほとんど同じなのですが、細かな点で確かに使いやすくはなっており、ユーザビリティが向上していることが分かります。
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