iPhone・iPadの「Wallet」アプリにSuicaやクレジットカードを登録すると、Apple Payを利用して実店舗やWebサイト内での買い物、自動改札の通過などが行えるようになります。
ここでは、そうして一通りApple Payを使ってみた皆さんに向けて、Apple Payの設定変更について説明します。
具体的には……
- 登録済みカードの確認
- カードの削除と新規追加
- ロック中のiPhoneから素早くカードを表示する方法
- 「メインカード」の設定方法
- 「エクスプレスカード」の設定方法(iPhone 7 / 7 Plus)
- 近くのMacで支払いを許可する設定
……といった設定変更について1つ1つ説明します。
ここでは、iPhone 7 / 7 Plusでの説明を例にしますが、Suicaのところ以外は、iPhone 6以降(SE) 、iPad mini 3以降設定方法は同じですので、参考にして頂ければと思います。
※2017年2月12日更新
ここでは、iPhone 7 / 7 Plusでの説明を例にしますが、Suicaのところ以外は、iPhone 6以降(SE) 、iPad mini 3以降設定方法は同じですので、参考にして頂ければと思います。
※2017年2月12日更新
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設定変更は「WalletとApple Pay」から行う
Apple Payの設定変更は「設定」アプリの「WalletとApple Pay」からまとめて行えます。
まずはこの設定を開きましょう。
すると登録済みのカードの一覧のほか、Apple Payに関するすべての設定項目が表示されます。
登録済みのカードを確認する/削除する/追加する
上記の設定画面に表示されたカードをタップすると、カード情報、関連アプリ、問い合わせ先、ご利用明細などを確認できます。
Suicaの場合はこの画面から直接チャージも可能です。
画面を一番下にスクロールして、「カードを削除」をタップするとApple Payからこのカードを削除することができます。
逆に、新しいカードを追加したい場合は前の画面に戻り、「カードを追加」をタップすればOKです。一度、削除したクレジットカードも再登録可能です。また、追加方法は下記参考リンクの手順とまったく同じです。
ロック中のiPhoneから素早くカードを表示する
「WalletとApple Pay」の設定項目にある「ホームボタンをダブルクリック」をオンにしておくと、
スリープ状態(ロック中)のiPhoneのホームボタンを2回連続でクリックすると、瞬時に「Wallet」アプリを表示できるようになります。
この時、表示されるカードは「メインカード」として設定されているカードになります(下記参照)。
メインカードを設定する
メインカードとはApple Payでメインで利用するカードのことです。ロック中の画面から表示するカードであったり、アプリ内・Web上で決済するときにデフォルトで選択されるカードです。これはSuicaもメインカードに設定できるため、複数のカードを登録している方は、意図しないカードで買い物してしまわないように設定しておくのがおすすめです。
「WalletとApple Pay」の設定項目にある「メインカード」をタップして、いつも使うカードを指定します。設定はこれでOKです。
「Wallet」アプリから直接メインカードを変更することも可能
あるいは「Wallet」アプリを開いたときに、カードを長押し→ドラッグして一番手前に持ってくると、自動的にそのカードが「メインカード」として設定されます。お好きな方法で設定してください。
エクスプレスカードを設定する
エクスプレスカードとは、Apple Payのデフォルトに設定されている交通系ICカードのことです。iPhoneでは、7 / 7 Plusのみ対応です。Suicaが1枚しかなければ、自動的にそのSuicaがエクスプレスカードに設定されます。
また、エクスプレスカードはiPhoneをロックしたまま(スリープ状態の)まま使用できます。
自動改札の通過、コンビニでの買い物のさい、画面が真っ暗のままのiPhoneをリーダーにかざすだけで決済できるので便利です。そのとき、エクスプレスカードから残高が引き落とされます。
Suicaを複数登録しているかたは、「WalletとApple Pay」の設定項目にある「エクスプレスカード」の項目をタップして、メインで使うSuicaを指定してください。
Macでの支払いをiPhoneのTouch IDで行う
「WalletとApple Pay」の設定項目にある「Macでの支払いを許可」をオンにすると、同じiCloudアカウントでサインインしている近くのMacで、Webショッピングの支払いをiPhoneのTouch IDで行うことができます。
ここをオンにすると、iPhoneの指紋認証で決済が可能になります。
ただし、Macの場合は、2012年以降に発売されたmacOS Sierra以降のモデルに限ります。また、近くのiPhoneと通信する際には両者のBluetoothをオンにしておく必要があります。
以上、現状「Wallet」およびApple Payにおける重要な設定について、まとめました。新しい要素が登場すれば、この記事は随時アップデートしていきます。
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