Apple Pay(アップル・ペイ)とは、Appleが提供する電子決済サービスです。日本では2016年10月25日からサービスが開始されました。
iPhoneやApple Watchなどの対応デバイスにクレジットカードやSuicaを登録しておくと、FeliCaリーダーに本体を「ピッと」かざすだけで買い物ができたり、自動改札を通過できたりします。また、minneなどのマーケットアプリ内での買い物、Safariでアクセスしたウェブショップ上での買い物にも利用できます。
ここでは「Apple Payって何?」「どうやって使うの?」という初心者の方に向けて、Apple Payに対応したデバイス、利用可能なサービス、設定方法などをFAQ形式で総まとめします。
なお、新しいFAQが登場するたびに、このページは随時更新していきます。
※2016年2月12日更新
スポンサードリンク
Apple Payに対応したデバイスは?
そもそも、自分の持っているApple製品がApple Payに対応していなければ、利用のしようがありません。以下の記事で、Apple Payに対応したデバイスとサービスをまとめましたのでご確認ください。
Apple Payで買い物ができるように設定するには?
あらかじめ、iPhone 7などの対応デバイスにある「Wallet」アプリに、Suicaやクレジットカードを登録しておく必要があります。iPadに「Wallet」アプリはありませんが、「設定」→「WalletとApple Pay」からカードの登録が可能です。
「Wallet」アプリでは、どの対応デバイスでも、Suicaやクレジットカードを8枚まで登録しておく事ができます。
Apple Payはどこで使える? 利用可能なサービス
Apple Payで電子決済が可能なサービスは、以下の通りです。
実店舗
コンビニ、スーパー、飲食店、家電量販店など、実店舗での買い物には「Suica」「iD」「QUICPay」または「Apple Payマーク」のあるお店で利用できます。
この場合、支払いに使用するSuicaまたはクレジットカードを選択して決済が可能です。
交通機関(鉄道、バス、タクシー)
Suicaに対応した、JR鉄道、地下鉄、バス、タクシーなどの自動改札機、FeliCaリーダーで利用できます。実店舗(または自動販売機も)の場合は、Suica対応のマークがあるのですぐ分かります。
Apple Payに対応する端末(iPhone 7 / 7 Plusなど)を自動改札機にかざすと「ピッ」と音が鳴り、そのまま通過できます。この場合、Apple Payに登録済みのSuicaから自動的にチャージ金額が引かれます。
アプリ内での買い物
「Wallet」アプリにクレジットカードを登録していると、Apple Pay対応アプリ内で、上記のようなボタンが表示され、Apple Payで買い物ができるようになります。Mac以外のすべての対応デバイス(iPhone、iPad、Apple Watch)で決済が可能です。
たとえば、「minne(ミンネ)」の公式アプリなどでは「Apple Payで購入」というボタンが表示されます。Apple Payのボタンが表示されれば、対応アプリだと考えてOKです。
購入方法は「Wallet」内のクレジットカードを選択し、Touch IDで指紋認証するだけと超カンタンです。
Webサイト上での買い物
「Wallet」アプリに追加したクレジットカードを使い、SafariでアクセスしたショップサイトからApple Payを利用して買い物ができます。その場合、Apple Watch(全モデル)を除く、すべての対応デバイス(iPhone、iPad、Mac)で決済が可能です。
たとえば、ギフトショップ「giftee」の公式サイトにSafariでアクセスすると、商品の詳細画面に「Apple Pay」が表示され、Touch ID等で認証するだけで決済が行えます。
これもアプリと同じで、サイト内に上のようなボタンがあれば、Apple Pay対応と考えてOKです。
Apple Payの設定をあとから変更するには?
Apple Payに登録したSuicaやクレジットカードの確認、追加、削除などは「設定」→「WalletとApple Pay」からいつでも変更可能です。
また、この設定からは「メインカード」や「エクスプレスカード」の設定変更も行えます。
このコーナーは、新しいFAQが生じるたびにコンテンツを随時アップデートしていきます。
コメント